ロシアのガイダル元第一副首相(50)が訪問先のアイルランドで突然倒れた問題で、元副首相のスポークスマンは30日、ロシアの医師団は原因について自然界の要因を特定できていないと述べた。
同スポークスマンはロイターに「医師団からの情報では、現時点では中毒症状を引き起こす自然界の要因が特定できていない。これまでのところ、原因は不明な物質で、自然界の有害物質ではないと考えている。これが毒物だったかどうかを判断するには時期尚早だ」と語った。
元副首相の娘であるマリア・ガイダル氏はラジオで、元副首相の容体はかなり改善したが、依然入院していると述べた。
元副首相は今週、著書のプロモーションのため訪れていたアイルランドで突然倒れ、同地の病院に収容された後、ロシアに帰国した。
アイルランド警察は、この問題について現在捜査を行っている。
これより先、ロンドンで死亡したロシア国家保安委員会(KGB)の元スパイ、アレクサンドル・リトビネンコ氏の体内から放射性物質が検出されたが、ロシア政府はリトビネンコ氏の死との関係を否定している。
元副首相の知人のチュバイス元第一副首相は、ガイダル元副首相が毒を盛られた可能性もあると述べたが、誰によるものかについては触れなかった。
[モスクワ 30日 ロイター]
(06/12/02 01:42)
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