【写真コンテスト】慈母の手中の針と糸

2007年01月13日 19時33分
 【大紀元日本1月13日】

 一針一針丁寧に縫い物をする母、
 ただただ、愛しい我が子に服を作らんと。
 この服を着ることのできる子は何と幸せなことか。
 母の愛に満ちたこの服を。

(写真・文:問風、台湾)


※編者注
 この写真の中国語のタイトルは「慈母手中線」です。これは、唐の孟郊の詩≪遊子吟≫の中の一句です。ここにその詩を紹介しておきます。あわせてお楽しみください。

 ≪遊子吟≫ 唐 孟郊

 1 慈母手中線
 2 遊子身上衣
 3 臨行密密縫
 4 意恐遅遅帰
 5 誰言寸草心
 6 報得三春輝

 (日本語訳)
 1. 慈愛深い母は、針糸を手にして、
 2. 他郷に遊学するわが子の身に付ける衣服を縫っている。
 3. 出発に際して、一針一針に思いをこめ、縫い目細かに、針を運んでいる。
 4. (だが)心の中では、「卒業がおくれるようなことがあっては」と案じている。
 5. いったいだれが言うのだ、親を思う子どもの心が
 6. 子を思う親心に報いることができるなどと。
 (そんなことはありはしない。いくら子どもが親を思うたとて、子どもを思う親心には、とても及びはしないのだ。)

 (日本語訳は、山田勝美『中国名詩鑑賞辞典』角川書店 より)
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