普段は太陽がさんさんと降り注ぐ米カリフォルニア州のマリブ地区で17日、約20年ぶりに雪が舞った。また、隣接するロサンゼルス西部各地でも一時ひょうやみぞれが観測された。
スターが多く住む高級住宅地として知られ、太平洋を望むビーチの後ろに広がる山手のマリブは、普段は雨が降るだけでニュースとなる地区で、久しぶりの降雪は交通に混乱をもたらした。
同州のハイウェイ・パトロールは、除雪車を出動させて当地の山間部を通る幹線道路の除雪作業に当たった。また、少なくとも1台の車両が衝突事故を起こしたという。地元の警察官によると、前回マリブに雪が降ったのは1978年のことだという。
当地としては異例の低温となったこの日、海岸沿いの街ベニスやロサンゼルスの西部の内陸部でひょうやみぞれに変わり、車や住宅の屋根をうっすらと白く染めた。
ロサンゼルスのダウンタウンの北約48キロにあるバレンシアでは、珍しい降雪をビデオに収めようと自宅の庭に繰り出す住人の姿も見られた。気象学者によると、同地区での降雪は20年以上ぶりのことだという。
ここ数日間続くカリフォルニア州北部から中部にかけての異例の寒波襲来によって、同地域のオレンジやイチゴ、アボカドの収穫には10億ドル(約1200億円)の損害が出ている。
[ロサンゼルス 17日 ロイター]
(07/01/19 08:28)
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