【大紀元日本3月5日】中国共産党(中共)全国政協大会は3月3日に北京で開かれたが、前総書記・江沢民および全国人大前委員・李鵬の姿は現れなかった。そのために、少し前から海外で流れていた2人が重症にかかったウワサにさらに関心が強く寄せられた。これに対して、江沢民の妹・江沢慧、李鵬の娘で全国政協新任委員・李小琳は共に、2人の病気を否定した。
江沢慧は、江沢民の健康は良好であると示したのち、李鵬の娘は記者の質問に対して、李鵬が半身不随になったウワサを否定し、健康は思わしくないことも否定した。李小琳は、李鵬は現在日記を整理し、書物の出版準備をしていると説明した。李鵬は5年前に委員長を引退してから、すでに数冊の日記式の書物を出版し、過去における重要決定および事件に言及している。
「アップル・デイリー」紙の評論記事によると、中共高層指導者の健康状況は、これまでに最高機密とみなされており、中共の現職および引退した指導者は一旦健康が思わしくないことが現れると、外界は年に1度の全国政協、人民会議への出欠席で、その者の安否を判断する。実際、昨年6月に亡くなった政治局常任委員兼常務副総理・黄菊は、3月の全人大開幕式に出席したが、全国政協開幕式および全人大閉幕式に出席しなかったことから、危篤状態と推定された。
記事では、上層部指導者は健康状況を隠そうとする行動は、権力が安定できるかどうか、または影響力が持続できるかどうかに影響を与えるからだと示した。江沢民、李鵬らの引退した指導者にとって、彼らの健康状況は中国の政局に影響を与えるものはないが、健康が思わしくないことになると、これまでに守ってきた家族や派閥の勢力が大きく弱められる。故に、政府側は両氏の健康状況を明らかにする前に、両家族が否定する行動に先走ったのも理解できると示した。
今年年初に病死した前政治局委員兼天津市委書記・張立昌は、中央に対して4年間もの間に肺がんの病状を隠したため、しまいにウワサが町中を飛び交った。病状を隠し、中央の業務が撹乱されないように再発を防ぐために、次に就任する常務副総理・李克強が幹部医療業務管理を兼職することになった。
「アップル・デイリー」紙3月2日の報道によると、81歳の江沢民は顔面神経麻痺およびパーキンソン病に罹り、公の場に現れる可能性は極めて小さいとし、特に今回の両大会に出席できないと予想していたという。実際に、昨年10月に開催された十七大に出席した江沢民の元気のない様子は海外メディアの関心が寄せられた。また、江沢民は公の場に現れたのが昨年の11月8日、武漢帰元寺訪問が最後で、美女たちとの集合写真はその後、ネットで流された。
一方、李鵬の重症に関して、今年旧正月の5日目の夜に突然に脳出血になり、北京301医院にて救急救命を施され、一命は取り留めたが、口や目が歪んでしまい、完全に危険な状態から抜け出していないという。
(翻訳/編集・余靜)
(08/03/05 09:55)
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