【大紀元日本4月12日】北京五輪せい火リレーは11日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで、数千人の警備の中で行われた。スタート前には、人権活動家らが、「オリンピックと人道に反する罪は、中国で同時に存在してはならない」とする人権聖火を掲げ、中国政府による深刻な人権侵害を訴えるデモを行った。
ロイター通信によると、せい火リレーは、青色ジャージー姿の中国の警備員らが、トーチを取り囲むように伴走し、大統領官邸前で、チベット旗を振る抗議者の群れから、せい火に向かって投げられた水風船を払いのけるという一幕があった。川沿いに走った後、せい火ランナーは、ボートに乗り込み、プエルト・マデロ港沿岸をこぎ進んだ。
リレー開始前、抗議者と支持者の怒鳴り合いがあったが、衝突もなく、警察は速やかにそれぞれのグループを離れさせた。
抗議者のアルベルト・ペラルタさんは「オリンピックを取り仕切っているのは、中国ではなく、中国共産党(中共)だ。中共は、調和の国で中国人がみな幸せであり、人権を尊重していると見せかけているだけだ。実際には、正反対の状況だ」と訴えた。
ロンドンやパリ、サンフランシスコでの激しい抗議から、ブエノスアイレス当局は警戒しており、沿岸警備隊1500人あまり、警察1200人、市職員3000人を動員した。
アルゼンチンのチベット支援者らは、非暴力の抗議を約束しており、ロンドンやパリのように、せい火を消すようなことはしないと話していた。
また、BBCによると、人権聖火運動の支援者として、法輪功学習者が25人ほど参加していたが、法輪功への迫害停止を静かに訴えていたという。
北京側は、国際社会に対するイメージ刷新としてオリンピックを利用しようとしており、せい火リレー抗議を厳しく批判し、チベットの精神的リーダーのダライ・ラマとその支援者が抗議運動をたきつけていると非難している。
この後、リレーは、タンザニアに向かう。ケニアのノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんは、タンザニアのリレーを辞退している。 | | アルゼンチンでも抗議に直面した北京五輪せい火(DANIEL GARCIA/AFP/Getty Images) |
 | | 「チベット人の人権を支持する」というプラカードを掲げる抗議者(Maxi Failla/AFP/Getty Images) |
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 | | 警備の警察と口論する報道陣(DANIEL GARCIA/AFP/Getty Images) |
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 | | せい火リレースタート前に行われた、人権活動家による人権聖火リレー(RONALDO ANDRADE/AFP/Getty Images) |
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 | | 警備に当たる沿岸警備隊職員(DANIEL GARCIA/AFP/Getty Images) |
(翻訳/編集・藤川)
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