【大紀元日本5月27日】浙江省紹興市でこのほど、今から2300年以上前に鋳造された『越王不光剣』が、文物専門家の鑑定を経て本物と証明された。この剣はすでに紹興市の博物館に収蔵されている。越王剣は有名だが、これまでに出土した越王剣はどれも浙江省の越国があった地で発見されたものではない。
新華社によると、この剣は青銅で出来ており、長さ60cm幅5・2cmで剣首の直径は4cm。細長く、先鋒は両側に角度が付き鋒となっており、柳葉のような形。両側は平衡が保たれ、剣身の4分の3以降は徐々に収斂している。ラインは整い、刃は今だに鋭利である。
この宝剣には銘文の字体で一方には「越王越王」、そしてもう一方には「不光不光」とあり、剣首の周囲には12文字が刻まれ、金銀糸で象眼が施されており装飾性が非常に強い。
紹介によると、この青銅でできた「越王不光剣」は上虞市の陳さんというコレクター所有で、2007年10月上旬紹興博物館に鑑定を依頼した。地元の文物部門はこれを重視し、剣を浙江省文物鑑定委員会に送り鑑定させた。
専門家はこの剣の形、銘文、製造技術などを分けて研究し鑑定証明書を発行。「本物、国家一級文物、保存状態良好」と確定した。
越王不光は越王翳であり、越王勾践第4代の孫である。36年間在位したため鋳造された青銅剣も多い。浙江省「紹興晩報」によると、現在知られているのは収蔵場所が確実な「越王不光剣」7本である。そのうちの3本「越王嗣旨不光剣」は不光が太子の時に鋳造した物で「嗣旨」と呼ばれる。剣はそれぞれ荊州博物館、上海博物館と台湾高雄のあるコレクターが収蔵している。
北京故宮博物館収蔵の越王剣には、前述の「越王越王、不光不光」の銘文が刻まれている。また、1979年、河南省淮陽で出土した2本にも同様の文字が刻まれている。そして最後の1本は現在所在が不明である。報道によるとこの剣の出土地点は不明で、元は劉体智が旧蔵していた。「卯剣」とも呼ばれ、剣はまっすぐで背面には4文字、剣首の周りには12文字刻まれているという。
(翻訳・市村)
(08/05/27 08:54)
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