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10年間監禁された華人系米国人邵裘徳氏

賄賂拒否の華人系米国人実業家、中国で監禁10年目に釈放

 【大紀元日本7月6日】付加価値税領収書偽造と脱税の容疑で中国の裁判所に16年の懲役刑を科せられた華人系米国人実業家の邵裘徳氏は服役10年目となる7月2日に釈放された。

  同氏はカリフォルニア州のスタンフォード大学商学院に卒業、逮捕前上海市で米国から中国に医療設備を輸入する会社を経営していた。1998年に逮捕され、2000年に16年の懲役刑を言い渡された。地方政権の幹部に賄賂をあげるのを拒否したため起訴された、と同氏の支援者は主張している。この案件は人権団体と米国政府関係者の関心を集めていた。ライス国務長官とその他の外交官は中国当局に対し、同氏の釈放を繰り返し求めていた。

 米国駐中国大使館のスポークスマンは、「われわれは邵裘徳氏の釈放を歓迎する。しかも、中国当局に対し、その他の同様の事案の解決にも引き続き努力してほしい」と述べた。

 これまでに同氏の釈放を働き続けてきた親友チャック・フーバー氏の説明によると、同氏は1986年中国から渡米留学。1993年スタンフォード大学在学中にチャイナ・ビジネス・ベンチャーズ社を設立、米国の医療設備を中国に輸出し、サンフランシスコと上海に支社を設けている。1997年7月、上海市の税務調査員が同社を訪れ会計帳簿を押収、中国の国有輸出企業2社が同社に拠出した53通の付加価値税領収書を重点的に調べた。

 フーバー氏は本案の経緯を以下のように説明した。

 そのときの税務調査期間中に、上海市浦東新区外高橋の税務署の税務検査隊長は邵裘徳氏に、税務検査の停止と押収した会計帳簿の返還の条件として、50万元(約800万円)の「税務検査保証金」の支払いを要求した。また、同社の名義で同税務検査隊長を米国旅行に招待すれば、すべての「問題」を解決できる、と関係者から提案された。邵裘徳氏はこれらの要求をすべて拒否した。そのため、1998年4月上海で逮捕された。2000年3月、外部との連絡が絶たされ、弁護士の有効な弁護が受けられない状況の中、同氏は上海市第一中級人民法院(日本の地方裁判所に相当)に、付加価値税領収書の偽造と脱税の罪で16年の懲役刑を言い渡された。同年6月、上海市高等法院(日本の高裁に相当)が同氏の上訴を却下した。後に同氏は上海市青浦監獄に収監された。今年初め、中国当局は同氏に、上訴の禁止を通告した。

 フーバー氏は、邵裘徳氏は間違ったことをしていない。すべての帳簿は正確で、しかも十分な証拠があると指摘し、「中国の司法機構は政治の道具であり、このようなシステムの中、邵裘徳氏は公正な待遇を望むのは不可能。同氏は事件の全過程において2つの「過ち」を犯してしまった。一つは、状況を知らずに、幹部が汚職する中国国有企業と取引を行った。しかも、その中1社は上海市公安局の関連企業である。二つめに、中国の特有のマネーゲームで政府関係者に賄賂を渡さなかったこと」と語った。

 フーバー氏によると、邵裘徳氏が逮捕された後も、中国当局の幹部はその母親と姉に300万元(約5000万円)を要求、応じれば「案件を簡単に処理できる」と伝えた。同氏は堅く拒否したため、重い代償を払うことになったという。

 同氏が監禁されてから、その親族や、フーバー氏と他の数人の同級生とがずっと救援活動を続け、www.freejudeshao.com というサイトを立ち上げ、冤罪を晴らそうとしてきた。

 
(記者・周容、翻訳・叶子)


 (08/07/06 10:09)  





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