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重慶市:イナゴ駆除で水源汚染

 【大紀元日本8月4日】中国重慶市縉(ジン)雲山保護区管理局は8月2日、しばらくの間縉雲山では水を汲んでいかないよう、市民に呼びかけた。原因はイナゴ駆除のため、5月から今までに10トン近い農薬を撒き、水源が農薬とイナゴの死骸で汚染されたからである。

 「重慶晩報」によると、5月末、イナゴはまず縉雲山の黛湖のそばで大発生した。イナゴは竹林を真っ黒に覆い、わずか1、2日で竹を食べつくした。その後ゆっくりと山頂に移動し、目標を探した。

 人とイナゴの戦いは黛湖で始まり、特にここに農薬がたくさん撒かれ、液状もあり、粉状の“森得保”もあった。この“森得保”は一種の生物農薬で毒性は比較的弱い。イナゴは中毒した後、通常20分以上たてば死ぬという。

 イナゴは苦しんでいる最中、湿った低い窪地に飛びこむことを好む。このためこれらの場所には特に死骸が集中している。また、道路脇の排水溝にまで厚く折り重なって死んでいるという。

 黛湖のそばの窪地ではイナゴの死骸が厚さ5cmも積み重なり、その下の水は腐って上の方ではまだ苦しんでいるものもいるうえ鼻を突くにおいを発散している。付近の農家の主人である楽さんは特に困っており、「水が飲めなくなり、風呂も臭い。我々は車を使って白雲村まで行って水を運んで来て飲んでいる。あそこはイナゴが少なく汚染も軽い」と話した。

 8月2日現在、市民らは依然として水桶を手に縉雲山黛湖付近へ行き、桶いっぱいに汲んだ水を持ち帰り直接飲んでいる。彼らは付近の空気にたち込める大量のイナゴの死骸が腐乱した強烈な臭いに気付かなかったのかもしれない。

 聞くところによると、黛湖に沿った盤山道路から縉雲山頂までにある竹林はイナゴに食いつくされ、遠くから見ると黄色く見えるという。

 ある市民が鶏を放してイナゴ駆除をしようと発案した。良いアイデアではあったが、実施するとなると問題が多い。一部の竹は高さが20mあり、イナゴはてっぺんの葉を食べるので鳥は届かず眺めることしかできない。同時に、林周辺の人口は多く、鶏は虫を食べる前に煮込み料理にされてしまうだろう。

 
(翻訳・坂本)


 (08/08/04 07:17)  





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