【大紀元日本10月28日】環境悪化が深刻化している中国で、都市部におけるゴミ処理問題はその重要な課題の一つになっている。
天津北方ネットによると、天津市内では3年前から、生活ゴミをリサイクル用とそうでないものの2種類に分けて出す分別回収が始まったが、その効果は一向に上がっていないという。
同ネットの伝えるところでは、天津市当局は、市内の主要な幹線道路と重点地区に約4000組の2種類分別式ゴミ箱を設置したが、市民が分別の必要性や方法を全く認識していないため何でも捨て放題で、結局「同じゴミ箱を二つ並べて置いただけ」になっているという。
ゴミ箱にはイラスト入りで表示がついているが、同ネットの記者がその場所で取材した一般市民50人のうち、ゴミを分別して捨てるゴミ箱であることを知っていたのは5人だけであった。
また、市当局がゴミを回収する方法もすべて「大統一」方式、つまり中に仕切りがないゴミ回収車が同時に回収していくので、たとえ外で分別しても回収車内で混ざってしまうため無意味であり、また回収後もごく一部はリサイクルに回されるが、大部分のゴミは分別されずそのまま埋め立て用や発電用に使われていると同ネットは伝えている。
ゴミ分別が定着しない原因は、市民の認識不足ばかりでないようだ。(記者・鳥飼)
(08/10/28 02:50)
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