THE EPOCH TIMES

【党文化の解体】第3章(1)

2008年11月07日 00時00分
 【大紀元日本11月7日】

目次

1.宣伝機関総動員で党文化を押し広める
1) 政治運動の時期と平常の時期
(1) 政治運動を利用して党文化を押し広める
(2) 平常の時期では中共中央宣伝部が主導する
2) 主な宣伝手段
(1) 新聞
(2) ラジオ、テレビ、インターネット
3) 常套手段
(1) 天地を覆い隠すように宣伝し、真実の情報を完全に断ち切る
(2) 虚言を繰り返し宣伝し、人々に真実として認知させる
(3) 民意を愚弄し、「権威者」の発言を利用し心理戦を展開する
(4) 公然と嘘を作り、世界中の人々を騙す
(5) 自ら嘘をつきながら、人を嘘つきだと批判する
4) 洗脳宣伝の手法は時代とともに変化する

2.国民に共産主義指導者らの著作の学習を強要する

 文化とは、ある社会集団の心理と行為の規範であり、その形成には長い歴史の過程を要する。しかし、中共は政権を取ったあと、わずか数十年で中国人の考え方、言葉遣いと行動様式を強制的に変えて、中国の各領域で共産党文化の特定規範を作り上げた。いったい、これはどのように実現されたのだろうか。

 共産党は人類史上の異物であり、その指導思想は人間の本性と相反するもので、いかなる正統文化からも自然派生できるものではない。言い換えれば、伝統文化で育まれた人は自ずと、共産党が宣揚する変異した考え方を持つようにはならないということだ。党文化は中共の長らく意図的な操作によって形成されたのだ。

 中共は強制的な手段で、全面的に、徹底的に絶えず国民に党文化の考え方を注ぎ込んだ。その手段は偽善的で、人に気づかれにくい上に、暴力の脅迫と利益の誘惑が伴っており、あらゆる場所であらゆる実行可能な手口で行使されている。

 中共は、国民を党文化で洗脳することが共産党政権の死活問題だと認識し、ここ数十年間で作り上げた系統的な理論、複雑な制度、巧みな宣伝手段と多くの宣伝用「人材」を利用し、さらには周期的に政治運動を起こして宣伝効果を強化している。

 その主な手段としては、宣伝機関を総動員して党文化を押し広める、うその宣伝を行なう、国民にマルクス、レーニン、毛沢東の著作を強制的に読ませる、邪党に仕えている文人を制御して党を謳歌させる、中国人の善悪の基準を変える、教科書を利用して党を賛美する、国民を子供のうちから党文化に浸らせる、映画、舞台芸術、歌舞などを利用して党の指導者を美化する、伝統文化と古代の人物を貶すことなどが含まれている。その手段は精錬されており、隅々にまで及んでいるため、多くの場合、人々は自分が洗脳されているとは気づかず、自分の言葉遣い、行動、考え方が中共の意図的な操作と関連しているとは意識しない。

 中共の集大成ともいえる宣伝手段をいま一度振り返ることによって、党文化の形成過程、その本質と特徴を浮き彫りにすることができ、党文化の化けの皮を剥くことができる。これは党文化を解体するに当たっての重要な手順でもある。

 (続く)
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