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11月23日午後、香港で『九評』発表4周年を祝い、4500万の中国民衆の脱中共を声援するパレードと集会が行われた(撮影・李明)

『九評』、時代の大きな流れを造る
―『九評共産党』発表4周年にあたって―

 【大紀元日本11月27日】『九評共産党』の出現は、現代中国で最も重大な精神的自省運動-脱中国共産党(中共)運動を触発した。中国社会で100年近く影響を及ぼし、中国の10数億人に半世紀以上にわたり影響してきた中共という奇形児を再評価し、中共に対する見方を徹底的に変え、中共が生存する上で頼りにしている共産党文化の基礎を粉砕し、人々に再び歴史を吟味、判断し、新たな視角と勇気をもって新しい歴史の選択を可能にした点で、その歴史的意義は非常に大きい。この変化は、中国と世界に必ず深遠な影響をもたらすに違いない。

変革年代に変革の名文が現れ、時代の大きな流れを造る

 1 8 4 8 年『共産党宣言』の発表後、現れた世界最大の変化が、もしも、共産主義運動の勃発というならば、04年『九評共産党』の発表がもたらした世界最大の変化は共産主義の終結であり、中でもは中共の解体がシンボルであるといえよう。

 中共が創立してから、民衆への迫害、陥穽、殺人などの政治運動は一度も絶えたことがない。中共が政権をとった後のわずか50年余りの間に、中共の暴政で死亡した民衆は8千万にも達し、二度の世界大戦の死亡者数の総計を上回っており、ヒトラーが殺戮したユダヤ人の13倍にも相当する。これだけ重い罪悪なのに、中共に対してヒトラーに対するのと同じように系統的な反省、糾弾、そして清算を行った人は非常に少ない。

中共の暴政マシンを支えているのは中共の党文化

 中共は無神論と唯物論で伝統文化を否定し、数千年来の中国人の正統な価値観を変えた。また強制的、閉鎖的、系統的な思想改造と、長期にわたる洗脳教育により、徹底的に国民の思惟をねじ曲げ、国民を気の向くままに恐喝、コントロール、愚弄できる人形に仕上げた。共産党の文化はまるで緊箍児のように、四六時中、中国人の思惟と行動方式をコントロールする。そのため、中共は度重なる危機を乗り越え、エネルギーを回復して、再度民衆とそのメンバーに対して虐殺の刀を振り上げることができるのである。悲劇は、ずっとこのように繰り返されている。

 『九評共産党』は確固とした歴史上の事実をもって、中共の嘘を一つ又一つと突き破り、中共の所謂「偉大、光栄、正確」の背後の真の姿を暴露した。中共が政権を手にしたのは歴史の選択ではなく、あらゆる悪事をし尽くした結果であると、中共の不名誉な歴史は明示している。中共の暴政と殺人の歴史は、中共が中国人の救いの神ではなく、むしろ災いをもたらしたことを示している。長期にわたり中共に騙されている多くの人々にとって、『九評』は知恵を授け、悟りを開かされるように感じられ、また人々に党文化の束縛から脱却する勇気と能力を与えている。

 人々が徹底的に中共の姿をはっきりと認識でき、中共を盲目的に信じることなく、人間としての本性に回帰し、正統な善悪の価値観で個別にすべてを判断し、天の理がすべてを制約すると信じた時、中共の党文化は人々に対するコントロール力を喪失するだろう。

 中共が国を盗み取ってから、中国は多くの災難に付きまとわれ、中国人の心は党文化の束縛で歪曲し、尊厳と自由はない。徹底的に共産党の党文化を抜け出して初めて、中国人の心身に押し付けられている圧迫と束縛から逃れられ、本当に豊かで安穏で、自由な法治の、人間性と道徳性を重んじる中国が現れる。

九評は民衆の精神的覚醒運動を巻き起こした

 04年11月、大紀元の『九評共産党』が発表されてから、すでに4千500万を越える中国の民衆が、各種のルートを通じて脱党のウェブサイト上で中共とその関連組織からの離脱声明を発表した。『九評』はごく短期間に全中国を巻き込み、国民全体が中共から脱却する潮流を形成させた。

 「数年来ずっと中共の独裁集団に騙されてその組織に参加したが、幸運にも大紀元社説シリーズの『九評共産党』を読むことができ、初めから抱いていた懐疑心から徹底的に醒めた。中共は最も人間性がなく、暴力によって政権を奪取した。また暴力で恐怖を造って一党専制を維持し、他人の財産を略奪し、人の魂をコントロールしている。私は今年50歳近くで、共産党統治の各時期を経験した。『九評』が言っていることはすべて事実であり、自分が入党したことを後悔している。厳正に罪深き中共非合法集団から脱退することを声明する」。

 これは05年4月14日、ペンネームを鄭賢という中国人が、脱党のウェブサイトに残した伝言である。このような脱党声明或いは伝言は、毎日3、4万の数に上る。中共側は全面的にインターネットをコントロールし、脱党サービスセンターのボランティアを襲撃したり、あらゆる手段を使って阻止しようとしたが、依然としてこの歴史の大きな流れを変えることはできない。

 中共から脱退する人は、中国のあらゆる地域、あらゆる層にわたっている。大都市から田舎まで、一般大衆から知識層まで、政府の上層部、党、政府、機構のトップ、中共暴力マシン中堅の公安、検察、裁判所から、中共のゲシュタポ類似組織の610弁公室(法輪功取締りオフィス)のトップまで、『九評』を読んで中共の本質を知ってから、次から次へと中共から脱退するようになった。数百万の中国の民衆は、中国大陸のあらゆる場所で『九評』を伝え回覧しており、中国人民元の紙幣に、電柱や塀の上に『九評』関連の言葉が書かれており、その勢いは全中国大地を覆うほどである。

 『九評』は、もはやただ9編の社説だけではなく、数多くの中国民衆が自発的に参与する精神運動に成り代わり、重苦しい夜空の稲妻のように中共の偽りの暗黒を突き破った。中共が数十年構築してきた心の恐怖は消え去ろうとしている。

 今年6月、貴州瓮安県で民衆による暴力への抗議事件が発生した。民衆はインターネットで自分の本音を発した、「赤い強盗を追い払って、中華を回復しよう」、「国を愛し、党は愛さない」、「ファッショを打倒し、自由は人民に属する」等等。わずかな簡単な言葉だが、民衆が徹底的に中共を見捨てていることを明らかに示しており、中共のイデオロギー詐欺に対しての断固とした目覚めが現れている。一つの時代の転換を私達は目のあたりにしているのだ。

「我に支点を与えよ、さらば地球も動かさん」

 古代ギリシアの科学者・アルキメデスのこの名言は、今の中国を表すのにぴったりといえる。『九評』シリーズの文章は、中国民衆の精神的な支点になっている。彼らがこじ開けようとしているのは、暴力と嘘で構成された共産主義仮説の上で建造されている暗黒帝国であり、彼らが望んでいるのは、光明、寛容と仁徳に満ちた新しい世界である。

(文・大紀元編集部、編集翻訳・金本)


 (08/11/27 18:11)  





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