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ハラレの病院敷地内に設置されたテントの簡易ベッドに収容されたコレラの患者=2008年12月10日(AFP)

WHO:ジンバブエでコレラ感染拡大、死者1518人

 【大紀元日本12月28日】世界保険機構(WHO)は12月27日、ジンバブエ衛生部の報告によると25日までに、同国のコレラ患者死亡者数が1518人にまで増加したとし、制御できない状況であることを明らかにした。

 WHOによると、今夏にジンバブエを襲ったコレラの「致死率」はすでに5・7%に達し、疫病発生状況が大規模であると判定される1%より遥かに超えているという。一部の地方村では「致死率」は50%を達しているという。

 情報筋によると、25日までの統計では死者を含み、合計2万6497人がコレラに罹り、12月20日までの1週間だけで5000の症例が増加し、その前週より増加数がさらに増えたという。また、全国10州からコレラの患者が出ていて、特に首都のハラレがもっとも患者数が多いという。

 WHOによると、ジンバブエの衛生医療体制はすでに崩壊しているとし、病院などの衛生医療施設に収容される前に死亡した患者が非常に多という。特にコレラが発生したばかりの地区に対して、経口用液体薬で補う療法(ORT)を強化すべきだと示した。

 また、感染拡大は、隣国の南アフリカで1279人、そのうち12人が死亡した。また、ボツワナも感染症例が出ているという。

 ジンバブエのコレラ発生は安全な飲み水の不足、衛生条件が劣悪、衛生基礎施設の老朽化、医療人員の激減などが原因。

 一方、ジンバブエのロバート・ムガベ大統領は今月11日、同国のコレラは完全になくなったと声明を発表し、英国と米国がコレラを口実に同国に内政干渉していると指摘した。

 
(翻訳編集・余靜)


 (08/12/28 15:52)  





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