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切符を手に入れるために並ぶ民衆=上海(Getty Images)

壮絶、中国の帰省ラッシュ=香港メディア

 【大紀元日本1月14日】中国の旧暦正月は、親戚家族が一堂に会するため帰省ラッシュとなる。毎年この時期になると、帰省の切符を手にいれるために、列車のチケット売り場は戦場と化する。杭州駅でこのほど、徹夜で切符を並んでいる一人の年寄りが突然死した。香港メディアの報道によると、このような悲劇は毎年繰り返され、今年の惨事はこの一例と限らないという。

 去年、安徽蕪湖駅でのことである。乗車制限40名のこの小さな駅で、切符484枚を売り出した。切符を買い求める人々一気に殺到し、女子大生一人が押されてホームから転落し、死亡する事件があった。当時、大雪による列車遅延のため、広州駅に滞留した客の数は一時80万人近くに上った。寒さと飢餓に耐えられず、気絶した人は毎日2百人を超える。

 毎年、旧正月の帰省時期になると、氷点下30℃の北部や、大雨にみまわれる南部でも、列車のチケット売り場は長々と並ぶ風景が繰り広げられる。民衆は寒さと飢え、雨や雪を耐えて、帰省切符を手に入れるために10時間以上或いは何日間もずっと並ぶ。

 このような状況に対して、鉄道部門は一切手を打たない。儲かることしか考えておらず、逆に切符を値上げする。

 この時期に民衆やお年寄りのために臨時の待合所や、臨時トイレ、24時間体制の臨時チケット売り場を設置すれば、問題をある程度解決できるが、中国共産党政権下の鉄道部門は何もしない。

 報道によると、中国共産党の鉄道部門は自身の利益しか考えておらず、鉄道部門の独占により民衆が切符を買いにくくなった。今回杭州駅の惨事は、そうした事態がもたらした結果であると批判した。

 中国は低所得層が多いため、民衆の多くにとって鉄道は唯一の帰省手段である。しかし、鉄道部門はこの時期を利用し、切符を大幅に値上げする。列車の切符が、航空券並みの高さになることもある。

 報道は、中国民衆の帰省の途を「血まみれの長い道」に例えた。また、今後、帰省のためにどのぐらいの民衆は犠牲になるか、どれだけの人が犠牲になったら、鉄道部門の関心を呼び起こせるかを指摘した。

 
(翻訳・侍傑)


 (09/01/14 05:28)  





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