【大紀元日本1月28日】今月初めてアフリカ系米国人として第44回米大統領に就任したオバマ氏は、米国の歴史を書き換えたことから、多くの少数民族後裔の政治参加の励みになった。実際、昨年民選または政府指定の公職に就いたアジア系米国人は2千人が超えたと推測される。
アジア系米国人の政治参加は特に西海岸のサンフランシスコ市で顕著に表れている。今回の市議会選挙で、3人のアジア系米国人が当選し、その内初当選の台湾人後裔・邱信福(チュウ・シンフ、デビッド・チュウ)氏が史上初華人市議会議長にもなった。
また、マサチューセッツ州では昨年、28歳のアジア系2代目米国人・黄素芬(ファン・スゥフェン)氏は、アジア系後裔の少ないフィッチバーグ市で初めての選挙に参加したにもかかわらず72%の得票率を獲得した。黄氏は、4回再選再任した年齢が自分の2倍である白人男性市議員を圧勝して市長の座を獲得した。 | | 28歳のアジア系2代目米国人・黄素芬氏が市長の座を獲得した |
アジア系米国人は少数民族の中で最も発展が早く、人口の増加につれて、州および連邦級政界で頭角を表したと言われている。これに対して、専門家は、アジア系米国人が示す政治的影響力は人口の増加だけではなくて、他の要素もあると示した。それは、アジア系後裔の政治参加が増えていること、また、多くの移民が公民の身分を獲得し、コミュニティーは選挙権のある民衆の政治参加を勧めていること、さらに、メディアも選挙候補者を支持し大々的に報道することなどが挙げられる。
統計によると、米全国では2千人を超える民選または政府指定のアジア系後裔の政治人物がいるという。10年前に比べてアジア系後裔がただ1人に対して、現在では、カリフォルニア州上院議員2人、下院議員10人、州主計長官および平等委員会主任もアジア系後裔が担当しているまでに増えた。
米国勢調査局の統計によると、米国にいるアジア系後裔人口は1960年では0・5%から現在の5%に増え、2050年には全米人口の8%にまで増加すると予測している。オバマ政権はアジア系後裔に対して政治参加するように勧めており、多くのアジア系後裔人材を起用している。米国に分散しているアジア系後裔は政界での活躍はまだ努力が必要だが、米政界での位置を獲得しつつある。
(記者・伊奇、翻訳編集・余靜)
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