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鉛などの有害物質が含まれていることから、回収された60トンにものぼる中国製玩具の山=2007年8月、ペルー・リマで(Eitan Abramovich/AFP/Getty Images)

インド、半年間の中国製玩具禁輸

 【大紀元日本1月25日】インド政府は1月22日、中国製玩具の輸入を半年間禁止した。理由は明らかにされていない。輸入業者には打撃だが、インド国内の製造業者は歓迎している。ロイター通信が伝えた。

 禁輸対象となる玩具はほぼ全種類にわたりる。インド政府によると、禁輸は6ヶ月で即効性があるという。

 インド玩具協会のラジ・クマール会長は、輸入関係者には打撃だが、インド国内経済にとっては有益であると見ており、「中国製玩具はいたるところにある。良質の玩具はインドで製造されているが、街頭や小売店で売られているものはほとんどが中国製だ。安全基準を満たしていないものだ」と述べた。

 一方、ある貿易関係者は、今回の禁輸は玩具部品輸入に打撃を与えるとし、「インドのメーカーには、こうした部品を製造する設備をもたない企業もあり、輸入に依存している。そうした企業はどうなるのか。この禁輸のニュースは寝耳に水だ。本当に驚いている」と語った。

 中国の製造業は、玩具や衣類、食品などを世界中に供給してきたが、近年、プラスチック製造などに使用される化学物質メラミンに汚染された粉ミルクを摂取したために多くの被害者を出したことから、非難の的になっている。

 世界最大手の玩具メーカーであるマテル社は2007年、玩具塗料の鉛成分が基準値を超えていたことから、2100万個の中国製玩具を回収した。

 
(翻訳編集・藤川)

 (09/01/25 09:05)  





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