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東シナ海で米中間の情報戦

 【大紀元日本3月15日】海南島沖の南シナ海で3月8日、作業中の米国の音響測定艦「インベッカブル」が中国船5隻により妨害される事件が発生した。2001年の米中戦闘機衝突事件以来、最も深刻な事件と専門家は指摘した。事件発生後、両国は互いに抗議や批判を繰り返しているが、事件の本質は米中間の情報戦であるとみられる。

  米誌「タイム」12日の分析によると、中国の海南島の南端に位置する楡林(ユ-リン)は中国共産党(中共)海軍南シナ海艦隊基地の1つで、ここに新たに建設された潜水艦基地もある。米音響測定艦の目的はデータ収集であり、基地に出入りする中国軍潜水艇を追跡する能力を把握するためであるという。中国側はそれを妨害しようとした。

 事件は潜水艦基地の南75マイルにある公海で発生、中共海軍は棒を使用し、米艦曳航のアレー探知装置やソナーを破壊しようとした。中国新型の原子力潜水艦などの動きは最近この周辺で確認された。

 法律専門家は事件当時、米艦は正当な巡航を行っているのであり、問題はないと指摘した。「中国は単に、自らの行動を米海軍が検知できることに怒りを感じている」と30年の経歴を持つ軍事情報員ジョン・マクリアリ氏は自身のブログでコメントしている。

 米空軍艦隊は、台湾と大陸間の安保情勢において重要な役割を果たしている。中共海軍の基地からの潜水艦の活動範囲を測定し、公海の奥に入る前に検知するのが、米情報部門の目的。中共軍基地付近の海底の詳細地図はすでに米海軍のデーターベースに入力されたと思われる。

 米海軍は11日、イージス型駆逐艦「チャンフーン」を現場海域に派遣し、作業中の「インベッカブル」を護衛した。

 
(翻訳編集・侍傑)


 (09/03/15 10:37)  





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