【大紀元日本4月23日】香港のアクション俳優ジャッキー・チェン氏は4月18日、中国海南省で開かれた博鰲(ボアオ)アジアフォーラムで、「自由があり過ぎると、台湾や香港のように混乱してしまう。中国人は管理されるべきだ」と発言し、波紋を呼んだ。当局の出席者からは拍手が沸いたが、香港、台湾では非難を浴びている。
同フォーラムには、中国当局の高層幹部らが多く出席しており、チェン氏のこの発言は満場の拍手を誘ったという。一方、香港のマスコミなどは彼のこの発言を強く非難している。
香港公民党幹部・湯家樺氏は、チェン氏を「奴隷の根性」と非難した。
香港の立法会議員・梁国雄氏は、「彼は人々の鮮血を用いて、中国当局を粉飾しようとしている」と指摘した。
ある香港メディアは、一面に『成龍(ジャッキーの中国名)、この奴隷!』とのタイトルを掲げ、彼のこの発言に対する強い不満を表した。
香港芸能界の関係者の間では、同氏の発言は不謹慎であるとの大筋の見方がある。
香港教育界の張文光・議員は、チェン氏は中国当局の機嫌を取るために、人類の最も根本的な価値観に挑戦したが、芸能人として恥じるべきだと述べた。
チェン氏を「観光大使」として起用している香港政府観光局の田北俊・主席は、同局がこの発言を不満に思っているとし、チェン氏の「観光大使」の降板を求める苦情があったことを認め、観光大使を代えるかどうか「改めて検討する」と述べた。
また、同氏は、台北市聴覚障害者オリンピックのイメージキャラクターを務めているため、台湾民進党の書記長・高志鵬氏は、チェン氏は再三にわたり台湾を侮辱して、中国当局に傾いていると非難し、台北市政府に対し、同氏の解任を求めた。チェン氏は5年前、「台湾の選挙は笑い話」と発言したことがあった。
インターネットユーザーを始め各方面から「奴隷根性だ」「台湾を侮辱している」などと反発が出ている。
(記者・陳佳蓉、翻訳編集・叶子)
(09/04/23 23:18)
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