【大紀元日本5月29日】上海で毎月集会を開いている上海直訴者ら200人余はこの度、当局が上海著名人権弁護士・鄭恩寵氏に対する過度な嫌がらせを抗議するために、5月27日に上海人民公園で座り込みの抗議活動を行う予定だったが、当局はその前日に、直訴者らを拘束、監禁または、上海から離れるように強制的に地方へ送る強硬手段を取った。今回の直訴者らへの強硬措置は米ナンシー・ペロシ下院議長の訪中とも関連しているとみられている。
上海人民公園で座り込みの抗議集会の発起人・童国菁さんは数日前に当局に上海から地方へ強制的に「隔離」された。また、抗議活動の別の担当者とみられる沈佩蘭さん、金月華さんもそれぞれ拘束され、軟禁されている。その内、沈佩蘭さんは5月24日午前、上海市人民政府付近の教会の中で8〜9人の身元不明者に強制的に連行されて、未だに行方不明である。一方、金月華さんは当局からの「話合い」を何度も断ったために、現在は自宅で軟禁状態になっている。
情報筋によると、上海当局は今回のデモ行進活動で主要責任者とみなした直訴者らに対する拘束はさらに広がった。現在、呉運男さん、朱東輝さん、張翠平さん、田宝成さん、唐五妹さん等が監視制御されており、呉党英さん、朱金?さん、王学義さんは派出所に呼び出されている。劉義良さんと丁菊英さんは警察に連行された。呉党英さんは10日間の拘留にされており、1人の直訴者が6月6日までにホテルに軟禁されたという。
一方、座り込みを実行しようとして拘留された呉党英さんは、米ペロシ下院議長が訪中時に、中国の人権問題に関心を寄せて欲しいと示した。実際、ペロシ議長の訪中のために、当局が直訴者に対する拘束、監禁等の弾圧がエスカレートになったと明らかにした。
当局に米ナンシー・ペロシ下院議長は、中国全人代常務委員会の呉邦国委員長に招かれ、5月24日から31日にかけて米下院代表を率いて訪中している。27日に北京で胡錦濤国家主席と会談し、地球温暖化問題などについて意見交換した。ペロシ議長は米中関係の重要性を示し、環境・省エネルギー分野の協力を強く求めた。一方、ペロシ議長はこれまでに人権や民主化問題で中国に対して厳しい姿勢であったことから、中国国内の民主化を求める民衆および直訴者らが待ち望んでいた。
(記者・古清児、翻訳編集・余靜)
(09/05/29 00:48)
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