【大紀元日本8月4日】同じ中国人でも、地域によって文化、習慣、価値観が異なる。「自分にとって大切な人」調査の結果、上海の人は両親を、広州の人は友人を、北京の人は伴侶を大切にしていることが分かった。
先月、中国零点研究諮問グループが中国大陸20都市2千人あまりの住民を対象に行った「自分にとって最も大切な人」調査では、73・2%の人が収入を得た場合、まず最初に両親へのプレゼントに使うと答えたほか、初めて保険に加入した時も36%が受取人を自分の両親にしており、46・7%が宝くじを当てたなどの良い知らせは一番に親に知らせると答えており、この点から、中国人が全般的に両親を大切に思っていることが伺える。
この特徴は特に上海市民に強く、収入を得た場合、まず両親へのプレゼントに使うと答えた上海人は75・6%と、全体の平均を上回っている。一方、同じ質問に対して、北京の人は13・7%、広州の人は20%となっており、上海人と明らかな対照を示している。
仕事で辛いことがあった時、まず誰に話すかという質問については、32・4%が気心の知れた友人と答え、両親や他の家族という回答を大きく上回ることが明らかになった。感情の問題にぶつかった時にはまず、気心の知れた友人を選ぶようである。
両親と友人どちらを重視しているかについては、調査を行った北京、上海、広州各都市ではっきりとした違いが現れている。広州では気心の知れた友人がより重要らしい。広州市民が気心の知れた友人と喜憂を分かち合う割合は、上海や北京の人よりも明らかに高く、特に仕事で直面した辛いことについては、その割合が高くなっているようだ。この他、大きな賞をとった時にまず友人と喜びを分かち合うことを望む割合は11・5%で、北京や上海より比較的高くなっている。
一方、北京の人にとっては、伴侶が一番大切な存在のようだ。29%の北京の回答者が、配偶者あるいは恋人を自分が初めて加入した保険の受取人にすることを希望しているが、上海の人はそうは考えないらしい。半数近くの北京市民が仕事や感情の面での悩みを配偶者あるいは恋人に相談しているが、広州や上海では気心の知れた友人に打ち明ける傾向が強く、配偶者や恋人に話すことは少ないとのことだ。
また喜びを分かち合う点においても、北京市民は配偶者あるいは恋人を選ぶ割合が高いが、上海市民はあまりこのような選択をしないことも明らかになった。
今回の調査は、多段階の無作為サンプリング方式を採用し、上海、北京、広州、青島、天津、杭州、大連、南京、沈陽、武漢、成都、福州、合肥、南昌、長春、ハルビン、西安、石家庄、重慶、昆明の20都市で、20歳から65歳の一般市民2千311人を対象に無作為に訪問調査を行い、資料の結果は各地の人口規模によって比率処理されている。
(翻訳編集・坂本)
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