【大紀元日本8月11日】大型台風8号「モーラコット」が台湾南部を直撃、暴雨により各地で土石流などが発生。最新情報によれば、死者42人、行方不明62人、負傷者35人となっている。
台湾政府は災害緊急対策本部を設置して対応に当たっている。政府の10日の発表によると、台南と台中地区の特殊捜索隊員計46人、国防部の特殊捜索隊員計50人、国防部の特殊部隊などを台湾南部の被災地に派遣した。
「モーラコット」による暴雨は高雄県山間部で土石流を誘発した。被災状況が最も深刻な甲仙郷の小林村では大規模な土石流が発生、11日午後2時までに百人以上の村民が依然として行方不明である。
国防部の常務次長・黄奕炳氏の8月10日午後の発表によると、国防部の特殊捜索隊がヘリコプターで小林村に到着したが、村全体が土石流に覆われ、建物と住民の痕跡がまったく確認できないほどになっているという。
10日までのヘリコプターによる捜索で、村から計43人を救出した。現地では橋が寸断され、川の流れが激しく、豪雨が降り続けているため、救援活動は一旦打ち切られているという。
11日午後2時の最新の情報によると、今回の台風による死者は41人(うち、高雄県16人、台南県14人)、行方不明者は62人、負傷者は35人。小林村では依然百人以上の村民の生死が不明であるため、死傷者数はさらに増える見込み。
ダムの水が暴雨によりひどく濁っているため、10日午前の時点で、台湾南部では58万世帯への給水が止まったまま。水道会社が臨時の給水所を設置して対応しているという。また、台湾電力会社によると、約11万世帯が停電している。
台湾中央気象局は8月10日午前、台風注意報を解除した。
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