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消費能力ボーダーライン4.6億、中国の新貴族、5万人突破

 【大紀元日本8月3日】中国の胡潤研究院が7月29日、北京、上海、杭州、深セン、瀋陽、成都など6都市の「新貴族」とみられる富豪を対象に、個人の固定資産総額と消費総額を基に行った調査報告を発表した。精緻なライフスタイルを追求するため必要とする消費能力のボーダーラインは、北京市はもっとも高く8千700万人民元(12億2千万円)相当で、上海市は第2位で8千397万人民元(11.8億円相当)。続いて、杭州の5千366万元(約7億5千万円)、深センの4千465万元(約6億2500万円)、成都の3千786万元(約5億3千万円)、瀋陽3千284万元(約4億6千万円)の順だった。

 このような消費能力を持つ新貴族は、中国では5.1万人以上いるという。

 同報告書によると、新貴族の平均年齢は43歳。主流のレジャーはゴルフ。子どもの平均年齢は14歳、多数は米国の全寮制有名中学校に留学している。その妻の主の消費は美容とショッピングだという。

 報告書は、地域が異なる新貴族は住居や消費の特徴も異なると指摘した。

 それによると、北京は伝統的かつ自然派で、上海は理性的かつ個性的で、バカンスを楽しむ海外旅行派が多い。杭州は贅沢品の消費に非常に保守的だが自信満々、腕時計や宝石、高級車などが収集の対象。深センは贅沢品を優雅の生活の証としている。成都は普遍的に堅実かつ控えめで、瀋陽の富豪は財を露出しない控えめで、性格が豪快だが、投資には保守的である。

 不動産がこれらの新貴族の主要財産であると、報告書は指摘している。上海を実例に、一世帯には主に郊外の別荘と市内の高級マンション計2箇所の不動産を所有しているという。北京市の新貴族の平均資産8千700万元のうち、4千960万元は不動産であるという。

 胡潤研究院は上海在住の英国人公認会計士・フージワーフ(中国名:胡潤)氏が設立した機構。

(翻訳編集・叶子)

 (09/08/03 00:10)  





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