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成語故事/図/柚子

【一笑置之】一笑に付して、気にしないこと

 【大紀元日本9月25日】

 宋の時代の恵洪という僧侶は、14歳で両親を亡くし、寺院に出家した。恵洪は博識で、後に儒学に広く通じる大学者になり、書画をよくし、北宋時代には詩を著わす著名な僧侶となった。恵洪の著「石門文字禅」には、彼が著わしたすべての詩文が収録されている。その第26巻の「題所録詩」の中で、次のような記述がある。

 海南道人恵英、字頴孺、生後12日で母親が亡くなり、7歳で出家、20歳の時に、自分について学び始めた。実は、私は各道場で話した仏理要点を記録して本にすることは、一切考えていなかった。しかし、恵英はそれを纏めて整理し、かなり大がかりな書物を2冊残した。

 これは私にとって、九祖の訓戒に合わせる顔がないほどのことであり(禅宗の臨済宗派は頓悟を主張し、著書で説を立てることはしない)、この本を焼いてしまおうとも考えたが、恵英がこれほどの好学の士でもあり、仕方なく、一笑して、本を横に置いた。

 「一笑置之」は、後に気にしないことの例えになった。人となりやことを処理する際、どんなことなら、一笑して気にしなくても良いのか?人からの皮肉やあてこすりに対して一笑して気にしないことができるのか?などなど、恵洪のような大学者に学びたいものだ。

(翻訳編集・豊山)


 (09/09/25 05:00)  





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