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朝食を抜くと太りやすくなる (Photo by Joe Raedle/Getty Images)

朝食抜きはダイエットの敵

【大紀元日本9月13日】

 ダイエットと言って、つい朝食を抜いてしまう人が多い。しかし、最近の研究で、空腹状態だと体に高カロリーが必要だと脳が判断してしまうため、朝食で一時的にカロリーを減らしても、後で高カロリーの食べ物を食べる確率が高くなり、逆に体重増加になるという結果が出た。

 ロンドン大学インペリアル・カレッジの研究チームが行なったこの研究では、FMRI(機能的磁気共鳴映像法、外部から刺激を与えて脳の活動を画像化する方法)を用いて、食べたいという欲求と実際の行動を担う脳内報酬系(Reward System)の行動を観察した。

 研究対象となったのは、健康な適正体重の20人。朝食抜きの状態で、高カロリー食品と低カロリー食品の写真をランダムに見せ、それぞれの脳の状態をFMRIで監視し分析。高カロリー食品はピザ、ケーキ、チョコレートなどで、低カロリー食品には野菜、魚、サラダなどが含まれた。

 実験では、低カロリー食品を見た時よりも、高カロリー食品を見た時のほうが、 脳の報酬系の活動が活発になることがわかった。一方、朝食を食べてから90分後に、同じ実験を行なったところ、前のような活発な反応は見られなかった。

 脳の反応だけでなく、実際の食べ物の選択に影響が出ることも明らかになった。朝食を食べずに実験に参加した場合、参加者は高カロリーの食べ物に興味を引かれるが、朝食を取った後は関心がなくなるのである。

 朝食を抜くことは、脳の食品への反応を変えるので、結果的に体重を増やしてダイエットを妨害する恐れがあると研究者は警告する。この研究結果を通して、脳内報酬系を制御する薬が開発され、高カロリー食品へのこだわりを断ち切ることができればと研究者は期待している。

(翻訳編集・心明)


 (09/09/13 05:00)  





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