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6月27日、無錫市濱胡区太区街頭で、党委書記が公安、地域管理者、一般人200~300人を率い、大型油圧ショベル2機で住民の家を強制的に取り壊した。(ネット写真)

10月1日座り込み抗議デモ、ネットで呼びかけ=中国無錫市

 【大紀元日本9月30日】中国江蘇省無錫市のウェブサイトで28日、「10月1日に無錫市の繁華街で、数万人規模の座り込み抗議を行う」という匿名の呼びかけ文が流された。強制立ち退きを行なう政府関係者の腐敗に抗議するためだという。明け方に掲載された同呼びかけ文は、同日午後、当局によって削除された。

 呼びかけ文には、今回の抗議デモは組織者のいない、平和的非暴力方法を用い、民衆が自発的に集会することであると書かれていた。抗議デモは先ず市中心部で座り込みを行い、その後、パレードで市政府前まで行進し抗議を行なう予定だという。

 抗議の趣旨は、立ち退きにおける政府担当者の不正行為を調査、懲戒するとともに、立ち退き企業の強制的な不当行為を取締ることだという。 

 一方、強制的に立ち退きさせられた住民らは、当局より不当な拘束などを受けている。少し前に、立ち退き協議書に同意の署名を強要されたため、市の書記を訴えた住民・丁紅芬さんは、警察関係者ではない者によって家から拉致され、私的に設けられた拘束所に監禁されている。

 もう一人の住民、無錫市南長区の王鳳英さんは、精神病を患っている妹が、立ち退き業者によって強制的に家を壊されたため飛び降り自殺を図り、腰椎骨折の大怪我を負った。王さんは、立ち退きは政府が起こしたことであるとし、区政府は政権樹立60週年記念式典までに解決すると約束したが、未だに何の行動も示していないと訴えた。

 王さんは、「政府は盛んに法治政府だと言っているが、法治政府になるための最も重要なこととは、民衆の安穏な暮らしを保証する義務がある」と強く訴えた。

(翻訳編集・余靜)


 (09/09/30 10:59)