【大紀元日本9月21日】青海省玉樹チベット族自治州囊謙(ナンチェン)県で16日、地元チベット企業団体らが主催する大型音楽祭の会場に、突如現れたチベット人グループが、会場内の高い木にチベットの旗を高く揚げて、会場にいた多くの参加者が一緒にシュプレヒコールを繰り返した。グループは警察が到着する前に逃走した。少し前に当局が2人の僧侶を逮捕した件への抗議とみられている。
チベットの声ラジオ放送の報道によると、玉樹チベット族自治州囊謙県のバミ寺前の広場で16日、大型音楽祭が開催され、チベットの著名男女歌手および多くの民衆が参加した。現地時間午後5時、複数のチベット人が大声でシュプレヒコールを繰り返しながら広場に入り、木にチベットの旗を掲げた。会場にいた大勢の参加者も連られてシュプレヒコールを繰り返した。
旗を掲げたチベット人は、広場の外で待機していた仲間とオートバイで現場から去った。同じグループとみられる人たちも同時に四方八方へと散った。当時会場にいた囊謙県第1民族中学校の生徒4人は、現場写真を撮影したことで到着した警察から暴力を受けた。また、会場は中国当局の警察に包囲されたという。
情報筋によると、17日夜、大量の武装軍人と警察が囊謙県に進駐し、各主要通路の入口には約20人が警備に当たっているという。地元のチベット人が拘束されたかどうかは不明。
これに対して、チベット亡命政府のチベット人民会議ガシ・モランタチン議員は17日、チベット情報筋からの情報を引用し、当局が少し前に2人の僧侶を逮捕した経緯を説明した。チベット人の同件に対する抗議だとみられるという。
モランタチン議員によると、少し前に、玉樹州民族宗教事務局が同州内のツジュウ寺、ジァウツァ寺、バミ寺およびゴンシャブ寺に発電機などの部品を配布した際、10個の部品が不足したことで、ゴンシャブ寺の僧侶2人が同州関連部門へ補給を求めたが口論になり、当局に拘束された。のち、ゴンシャブ寺の高僧が2人の解放を求め、当局に請願書を提出したが無視されたという。
(翻訳編集・余靜)
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