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秋熟(彩墨) 45×90 cm

【彩墨画鑑賞】秋熟

 文・徐明義

 【大紀元日本10月8日】

 これは、中国四川省の山村景色である。

 何年も前に、わたしは蔡友教授らとともに四川省の九寨溝へ写生に出かけた。成都に近い「黄龍渓」というところで、半日ほど足を止め、その村を写生していた。やあ、その村の美しさと言えば、まさに言葉では表しきれないものであった。

 まさに秋であった。稲穂が実り、平坦でありつつも異なる色を呈している田んぼがわれわれの前に広がっていた。そよ風が通り過ぎると、たれた稲穂が細波のように上下にゆれ動いていた。その様子は実に美しかった。

 小川の岸には、草(葦のはずだ)が生い茂り、芦は急いで花を咲かせ、花穂をつけ、あたり一面白っぽい芒が風に吹かれて揺れ動く。秋の趣の濃厚さと言えば、なかなか溶けないものだった。

(翻訳編集・小林)


 (09/10/08 05:00)  





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