THE EPOCH TIMES

流行語で読み取る激変の中国(17)

2009年12月30日 05時00分
 【大紀元日本12月30日】

 官僚といえば、中国の国民の中ではすでに横領・腐敗の代名詞となっている。そのため、官僚を批判・揶揄する流行語や順口流が続々と生まれ、そのテーマや味わいも事情の変化に伴ってつねに更新されている。

 今回は、官僚に関する順口流を二つ紹介し、一つは郷鎮長(町長相当)についてのもの、いま一つは各階級の官僚についてのスケッチである。

 きっと国民党を食いつぶす

 原語:

 自従当了郷鎮長、就把肚皮交給党。

 若是派到台湾去、保証喫●(土に夸)国民党。

 邦訳:

 町長になってこのかた、この腹を中共に捧げた。

 もし台湾に派遣されたら、きっと国民党を食いつぶす。

 各階級の幹部

 原語:

 村幹部=

 腰戴BP機、不是好東西!只知1234、何謂ABCD!

 交不出糧食我就捉鶏!

 郷幹部=

 手拿大哥大、既是土匪又是覇。

 騎着摩托到処溜躂、喫喝嫖賭我都不差。

 県幹部=

 出去坐着桑塔納、大紅警灯高高挂。

 跑到単位破口大罵:昨天喫飯咋没王巴!

 市幹部=

 貪汚受賄我不怕、硬硬的靠山擺在那。

 有銭全都好説話、等我撈●(句へんに多)了我再下。

 省幹部=

 出門開的是宝馬、座下情婦一大把。

 挪了幾億怕事発、美国就是我老爸。

 邦訳: 

 村の幹部=

 ポケットベルをベルトにつけており、こいつはろくなものではない。

 1234なら知っているが、ABCDは何か知らない。村民が食糧を納め

 なければ、そいつのニワトリを略奪してやる。

 町の幹部=

 携帯電話を手に持ち、山賊でもあり悪ボスでもある。

 オートバイに乗っていたるところを遊びまわり、飲・食・女・賭博の

 道楽なら、どれもこれもアマチュアではない。

 県の幹部=

 サンタナに乗って出かけ、赤い警告灯が高く点滅してやまない。

 役所についたら「昨日の料理にはなぜカメがなかったか」(※)と悪罵

 する。

 市の幹部=

 横領や賄賂なら、いっさい気にしない。後ろ盾がちゃんといるから。

 お金さえあれば、誰でも頼みやすくなり、おれがたっぷり私腹を肥や

 してから引退してやるのだ。

 省の幹部=

 BMWに乗って外出し、身辺に愛人がはなはだ多い。

 何億元も横領し、ばれるのを恐れて米国を自分のオヤジにしている。

 ※:中国では、カメが高級栄養品として好まれ、官僚たちはカメを食べて精力を補給するのがブームである。

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