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赤ちゃんのように学んで脳を活性化

 【大紀元日本4月13日】最近、物覚えが悪くて…という人、あきらめるのはまだ早い。子どものように新しい言葉を学ぶと、大人でも脳が成長するという研究結果が香港大学の科学者らによって明らかになったのだ。

 研究者らは、19人の大人のボランティアに4色のカードを渡し、それらに無意味な名まえをつけて、覚えるよう指示した。学習方法は、提示された色の名前を耳で聞いたり、スクリーンに表示された色の名前を呼んだりなどの方法を含む。物と言葉を結びつけながら著しいスピードで言語を学ぶ幼児の学習方法を真似た。全部で1時間48分におよぶセッションを終えたボランティアらの脳をスキャンしてみると、色や知覚に関連する左脳の灰白質が増量していたという。これは、ニューロンの増殖や分岐が起こったためと推測されている。

 この研究はもともと、言葉が色の知覚に影響するかどうかを見るために行われた。これは、言語学者のベンジャミン・ウォーフが提唱していた「言語の構造が、その人の世界の認識にしかたに影響を与える」という仮説を科学的に検証するためだったという。

 同研究を行った香港大学認知神経学専門のリー・ハイタン氏は、「この研究で、これまでに考えられていたよりも、大人の脳ははるかに可塑的であり、柔軟であることが分かる」と米ウェブサイト・ライブサイエンスに語った。同研究は、脳に障害を持つ患者への応用も期待されている。

 同研究は、4月4日付け米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences)に掲載された。

(翻訳編集・郭丹丹)


 (11/04/13 07:00)  





■キーワード
  活性化  言語  学習  子ども  


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