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香港紙編集長、北京で謎の死

 【大紀元日本9月16日】香港紙「都市日報」の鐘国華(ゾン・グォーフア)執行総編集長が、北京パラリンピック取材期間中の9月9日午前、宿泊先である北京華僑ビルの部屋で死亡した。「中新報」によると、鐘氏は法医学者に「心臓発作」と診断されたが、海外メディアでは鐘氏の死因に疑問を抱いているため、中国当局に対して詳しく調査するよう求めたという。

 報道によると、鐘氏は9月8日午前、迎えに来た友人に部屋で死亡しているのを発見されたという。部屋のキーカードの出入り記録によると、鐘氏が最後に部屋に入った時刻は9月7日午後9時11分で、死亡時刻である9月8日零時まではわずか3時間しか経っていなかった。この短い間に設備の整っている5つ星のホテルで、仮に心臓発作が起きても、鐘氏はなぜか助けを求めなかったという。

 働き盛りの鐘氏(43)は至って健康で、これまでに心臓病の経歴もないことから、中国当局に対して死因の調査を求めた。

 鐘氏はこれまでに香港多数の新聞・雑誌関係に携わり、若い時に早くも「天天日報」で群を抜いて頭角を現した。のち、「明報」に6~7年間を在職し、離職した時の肩書が中国チーム取材主任だった。さらに、2006年に無料配布新聞の「都市日報」の執行総編集長に就任して現在に至る。

 「都市日報」は訃報で、経験豊かで責任感の強いベテラン編集長を失ったことに遺憾の意を示した。また、鐘氏の家族の希望により、鐘氏の死亡詳細の公開は控えているという。

 
(翻訳/編集・余靜)


 (08/09/16 22:56)  





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