【大紀元日本8月19日】台湾南部を襲った台風8号「モーラコット」は地元に深刻な災害をもたらした。台風が去って10日が経った現在、国際メディアの多くは、台湾の馬英九総統の被災地への救助遅れに対して国民から批判の声が日増しに高まっていると相次いで報道した。メディアによると、民衆が総統には被害救援に対応する能力がないと判断すれば、総統が今まで推し進めた両岸政策に影響を及ぼすと示唆した。
台風8号は台湾に50年間で最も深刻な豪雨をもたらし、洪水と土石流が発生し、死者500人を超えるとみられる最悪な災害となった。AP通信社の報道によると、馬総統だけではなくて、与党および一部の与党寄りメディアも含めて、災害発生後の対応が遅れたとの批判が増えたという。
英国テレビ局「ITN News Channel」の記者が馬総統に対して、台風への災害防止を怠ったのかとの質問に対して、総統は「被災者が準備をしっかりしていなかたったからだ」とし、「準備等ができていれば、もっと早く避難したはず。彼らはこの災害の深刻さを理解していないのだ」と答えた。これに対して、評論家らは、総統は災害を蒙った被災者たちに責任を押し付けたと非難した。
米紙「ニューヨーク・タイムズ」では、「民衆は馬総統の台風救援対応に対して、ますます待ち切れなくなった。評論家らは、総統は今回の被災を甘く見ていたとし、国際救援を即時に求めなかった」と報道した。
一方、AP通信社は、馬総統への批判は05年に非難を受けたブッシュ大統領のハリケーン・カトリーナへの対応と似ているとし、それが最終的に米民衆がブッシュ元大統領に対する印象と見方の転換点となり、マイナスの見方が増える一方だったと報道した。同通信社は、世論は馬総統が災害に対して適切な対応能力がないと判断すれば、総統の両岸政策への支持率も減少するとしている。何故なら、多くの人が総統のリーダーシップを疑い始めるからだと示した。
(翻訳編集・余靜)
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