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派手な結婚は、もう流行らない?(China Photos/Getty Images)

かかる費用は130円だけ 結婚の新スタイル「裸婚」、若者が支持=中国

 【大紀元日本3月1日】「結婚式」といえば、両家の親せきや同僚を大勢集めて盛大に……というのが一般的。ところが、景気の悪い昨今では、お金のかからないシンプルな結婚が中国の若者の間で受けている。結婚式は挙げずに記念撮影も新婚旅行もなし。結婚指輪、マイホーム、車などのぜいたく品を排除して、かかる費用は民政局での婚姻手続きに必要な130円だけ。

 裸一貫から始める結婚生活、いわゆる「裸婚」という言葉が最近中国国内のネットで流行している。金融危機による雇用不安や、高騰する不動産事情を受け、若者は新しい結婚のスタイルを模索している。形式にこだわらない純粋な愛情の結び合わせと評価する声がある一方、婚姻に対する無責任な心理であるとの批判もあり、賛否両論を招いている。

 ネットで行われたアンケートによると、「あなたは裸婚しますか?」という質問に「はい」と答えた人は43%で、「いいえ」は47%。また、「裸婚は幸せになると思いますか」との質問には、44%の人が「幸せになる」と答え、「裸婚は結婚本来の姿。物欲のない結婚こそ本当の愛情だ」という意見もあった。「幸せにならない」と答えた人も同じく44%で、「物質的な基礎がなければ、愛情も生活もない」と否定的だ。

 「裸婚」に対する考え方は、男女でも違う。ネット上の統計によると、男性の80%が裸婚に賛成する一方、女性の70%は否定的で、「不安定だと感じる」と回答しているという。

 結婚費用は婚姻手続きにかかった9元だけ(約130円)という茹さんは、ブログで自身の「裸婚」を紹介している。茹さんは、杭州のある会社に勤めるOL。共働きの夫と合わせた月収はおよそ6000元(約7万8千円)で、家賃や生活費を支払うと貯金は僅かしか残らない。田舎にいる双方の両親の面倒も見なければならない。「このままだと、マイホームを買えるのは10年先だ」と茹さんは嘆く。しかし、車やマイホームを持つ裕福な男性より、裸一貫で頑張る今の夫を選んだ茹さんは「人生は一度だけのもの。家や車のために嫁いだら、いつか後悔する」と潔い。

 茹さんのように、「物より愛情が大事」「裸婚だって愛があれば幸せになる」という考えを持つ若者が増えているようだ。

(編集翻訳・楊J)


 (10/03/01 08:42)  





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