楽天(4755.Q: 株価, ニュース, レポート)は4日、新潮社と同社発行の週刊新潮の編集・発行人と同誌記者に対し、名誉棄損のため12億6861万の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める民事訴訟を東京地裁に提起したと発表した。
楽天は4日発表したプレスリリースで、新潮社が発行する週刊新潮(9月7日号・8月31日発売)の掲載記事について「楽天と楽天証券の社会的評価・企業価値が著しく低下し、実際、事実無根の本件記事掲載によって楽天の株価が急落するなど重大な影響が生じている。楽天証券においては、事業上、多額の損害が生じているため損害賠償額を請求する」と説明した。
同誌が発売された8月31日以降、楽天の株価は軟調に推移し、10月4日までに約15%値を下げた。
さらに楽天は、9月7日号の週刊新潮の記事が三木谷社長の「逮捕が近づいているとの印象を与える犯罪報道」だとコメント。そのうえで、三木谷社長が「TBS(9401.T: 株価, ニュース, レポート)株取得に際してインサイダー取引を行ったり、総会屋に利益供与を行ったりした事実も、三木谷社長や國重社長(当時)がこれらについて東京地検特捜部の事情聴取を受けた事実も一切ない」とした。
楽天は掲載記事について新潮社に抗議し、謝罪広告の掲載などを求めたが、「誠意ある対応を得られなかったため(今回の)訴訟提起に至った」という。
[東京 5日 ロイター]
(06/10/05 08:25)
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