トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)は10日、主力車種「カローラ」を6年ぶりに全面改良して発売した。月あたりの販売目標は計1万2000台。小型セダン市場で50%程度、小型ワゴン市場で40%のシェアを狙う。
初代カローラ誕生から40周年、10代目となる新型車では、セダンタイプを「カローラアクシオ」、ワゴンタイプ「カローラフィールダー」と改名。駐車時に後方の映像を映すバックモニターを全車に標準装備したほか、衝突する前に危険を感知してシートベルトを巻き上げる機能など、プリウスやレクサスLSなどの上位機種に搭載される装備をオプションで選べるようにした。会見した渡辺社長は「カローラはトヨタの代表的車種で、(カローラの)車名も(トヨタの)ブランド力を高めるのに貢献してくれている」と述べた。
税込み価格は155万9250円―225万2250円。月あたりの販売目標は、カローラアクシオとカローラフィールダーともに6000台ずつ計1万2000台とした。10―12月の3カ月では、2万台ずつ計4万台の販売を見込む。国内販売を担当する一丸陽一郎専務は、全面改良車の投入によって「(コンパクトセダンの)ベルタと合わせて、小型セダン市場で50%程度のシェアを維持したい。小型ワゴン市場ではシェア40%を下回っているが、安定的に40%を確保したい」と意気込む。
カローラは、1966年の発売開始から40年間に累計で3188万台を販売(8月末時点)し、このうち海外が2078万台と約3分の2を占めた。05年は世界で138万8000台を販売し、このうち海外での販売が8割以上となる123万9000台と海外比率を高めている。渡辺社長は世界戦略上のカローラの位置づけについて「発展途上国では低価格車が増える。もう少し上のクラスが(コンパクト車)ヴィッツ、その上がカローラになる」との認識を述べた。
[東京 10日 ロイター]
(06/10/11 07:46)
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