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台湾陸委会:中国人政治亡命者受け入れへ、難民法早期設定促す

 【大紀元日本1月11日】大陸在住の中国人が台湾に対して政治亡命を求めるケースが日増しになった現象に対して、台湾行政院大陸委員会(以下、陸委会)スポークスマン劉徳勲(リュウ・デシュン)氏は1月4日、陸委会はすでに昨年2月に、関係部門とともに難民法草案を行政院に提出したと発表し、今年の2月の立法院新会期にての採択を促し、類似案件の解決を徹底的に図りたいとの意向を示した。これに対して、民間人権団体は、法案が採択されるまでに、陸委会は任務チームを設置し関連案件に取り組むべきだと示した。

 劉氏は、少し前に中国の民主活動家・呉亜林氏は観光ビザで台湾に入ってから、政治亡命を求めたことを含み、密入国など他の方法にて台湾に入ってから政治亡命を求めるケースが日増しになっていることから、陸委会として早急に難民法を採択させ、国を問わずに政治的理由で台湾への保護を求める者に対して、移民管理局および関連部門が審査した上で、難民として認定された者を台湾に滞在させる意向を示した。

 劉氏は「難民法の早期設定によって、難民についての概念がより明確になる。また、対象は中国大陸に限った範囲ではなく、すべての国の難民主張者に対してわれわれは対処できる」と説明した。

 一方、大陸の民主活動家が台湾での政治亡命の申請に協力した林峰正・弁護士は、難民法案が採択されるまでに、陸委会は任務審査チームを設立し、台湾へ政治亡命を求める政治的迫害を受けている大陸の異見人士を協力すべきだと主張した。

 林氏は、「われわれは陸委会に対して、難民申請者の臨時的滞在、滞在期間中の生活面での応対などを含めて、難民法草案の内容と同様に難民を審議する委員会を先に設立させて、政治亡命者のために審議し申請を提出することを提案した。これらのことはすべて陸委会が主導し、関連資料を収集しなければならないからだ」と語った。

 昨年2月、台湾行政院はすでに難民法草案を立法院へ提出したが、未だに正式の審議議題に入っていないのだ。立法委員の選挙を控えているため、陸委会は2月1日の新会期が始まる前に、立法委員らの支持を経て難民法の採択を促すつもりだ。

 
(記者・林洪、翻訳/編集・余靜)


 (08/01/11 11:05)  





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