【大紀元日本8月30日】北極圏の土壌に閉じ込められていた大量の二酸化炭素が気候変動により大気中に放出され、これが地球温暖化を加速させるという悪循環を生みだしていることが、新たな研究報告でわかった。
この研究に対する評論によると、これまでの気候変動パターンは、温室効果ガスの従来の枠組み以外からの発生源を考慮したものではないという。
科学者は以前から、世界の有機炭素の5分の1が永久凍土内に貯蔵されており、もしこの永久凍土が溶解したら解放された温室効果ガスは大気圏に達するということを認識している。しかし、現在に至るまで、北極圏の巨大な冷凍庫に一体どれほどの炭素が存在するのか全く認識されていなかったという。
この答えを探すため、アラスカ大学フェアバンクス分校の平建陸教授が指導する米国研究グループが北米各地の土壌を調査した。
調査は、計110ヶ所から土壌サンプルを採取した。各サンプルは少なくとも地下1mの土壌から採ったもので、これによりサンプリング地区の“炭素倉庫”の十分な評価を提供できるという。
以前に北極圏の炭素貯蔵庫を測定した際の測量値は、主に北極地域以外のかなり少量の測量結果に依頼したものであるうえ、サンプリングした土壌の深さも40cmと浅いものであったという。
この研究は英国の専門誌で研究報告されており、北極の土壌に貯蔵される炭素は「以前考えられていた量よりも多い」ことが明らかになり、以前の測量値よりも60%多く測定されたという。
(翻訳・市村)
(08/08/30 10:33)
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