【大紀元日本4月15日】最近、中国各地に都市管理行政執行隊員の権利濫用による死傷事件が相次いでいる。民衆の不満を招き、大規模な抗議活動は絶えない。中国広東省深セン市で8日午後、管理行政執行隊員と屋台主人のトラブルが起こり、流血事件に至った。
広東紙「南方都市報」によると。広東省深セン市福田区の都市管理行政執行隊員が勤務中に道端の屋台を追い払う際に態度が悪く、屋台を損壊する行為をした上、屋台主人を侮辱に及ぶ言動もあった。その後、食事する時に、尾行して来た屋台主人によってナイフで刺され、まもなく死亡した。
8日午後5時ごろ、広東福田区園嶺大通り都市管理行政執行隊隊員二人は、道端の屋台の取り締まりを行うときに、行為も態度も悪くて、鉄棒でシャブシャブの屋台を破壊し、屋台主人を罵った後にその場を去った。
事件現場にいた黄さんの話によると、事件当時、都市管理行政執行隊隊は3、4人もいた。午後5時半ごろ、シャブシャブを販売している30歳前後の男性の屋台を突然襲った。いきなり屋台をひっくり返し、鉄棒で破壊した。多くの民衆が目撃したという。
屋台主人は電話で仲間を呼び、数人の男と一緒にこの隊員を尾行し、隊員が300メートル離れたレストランで入ったところで、ナイフで隊員を襲い、左腹を刺した。その後、犯人と思われる人物は警察に連行された。当地都市管理部門は職務権利の濫用を否定し続けている。
今年3月中旬、吉林省でも類似事件が発生した。目撃者の証言によると、都市管理行政執行隊員十数人が店を囲み、店主家族三人を殴打した。店主と家族の顔は血まみれになったという。その後、この都市管理行政執行隊を管轄する都市管理行政執行局局長は「本人が不注意で転んで怪我した」と暴行を否定した。
このような都市管理行政執行隊による暴行や職務権力の濫用は全国で相次いでおり、暴力的な強制執行で死傷者が数多く現れた。しかし、国家機関の立場を利用し、犯人は処罰されることはめったにないことから、行政手段で民衆を苛める都市行政執行隊に対し、人々の不満が高まっている。暴力や権力濫用に反発する犯罪も最近増えている傾向にあり、今回、暴力を受けた屋台の主人が隊員を刺した事件はその傾向を如実に物語っている。こうした行政の暴力に暴力で抵抗し、犯罪者になってもむしろヒーロー扱いされるのが現状であるという。
(翻訳編集・楊J)
(09/04/15 03:57)
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