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混乱している現場(ネット写真)

政府役人の暴力に不満 昆明で数百人が暴動 警察車多数破壊

 【大紀元日本3月30日】中国雲南省昆明市で26日夜、当局の都市管理部門の職員が露店を取り締まる際の暴力行為に対し、不満を持った当地民衆の大規模な暴動が発生した。政府部門や警察車両が数台破壊され、そのうちの3台が放火された。混乱は朝2時まで続き、駆けつけた機動隊によって事態が収まった。十数人が負傷、40人が拘束された。

 中国各メディアの報道によると、26日7時30分頃、現地当局の都市管理部門職員は違法露店の経営を取り締まる際に、市場入り口前の路上で焼き芋を売っていた60歳の女性を殴って負傷させたことが、今回の暴動のきっかけになったという。目撃者の話によると、女性は焼き芋露店が違法だと都市管理部門の職員に言われ、200元(約3000円、普通労働者月給の三分の一に相当)の罰金を要求された。現金が足りない女性は跪いて減額を頼んだが、ひどく殴られて気絶し、病院に搬送されたという。その後の様態は不明だが、すでに死亡したとの情報が流れている。

 事件を目撃した民衆は市場前に集結、都市管理部門の職員が乗っているワゴン車を包囲した。周辺の民衆も応援に駆けつけた、現場に集まった民衆は少なくとも数百人いたという。

 その後、警察と都市管理部門の役員が現場に到着、民衆の集結を阻止しようとした。

 夜10時ごろ、当局の対応に不満をもった民衆は、都市管理部門の車や警察車両を十数台破壊し、11時34分頃に破壊した車3台に放火した。

 27日未明、警察が機動隊を出動し、ようやく暴動が収まった。

 地方紙「雲南信息報」によると、27日1時40分ごろ、暴動関係者ら数十人が警察に拘束され、事件はすでに収まったという。

 中国では、都市管理部門職員といえば、市民への暴力や脅しで悪名高い。都市管理部門職員の横暴による事件は全国各地で発生している。原因は、違法とされる露天商の取り締まりにある。しかし、露天商の多くは、都市や農村の格差やリストラ、解雇などで職が見つからず、生活が困窮している社会的弱者である。中国大手インタネット捜索エンジン「百度百科」の説明の中で、都市管理部門は「名詞;屋台や露店を専門にいじめる黒社会(マフィア)組織。形容詞;残虐で血なまぐさい、恐怖の。動詞;殴る、いたぶる、奪う」と書かれている。この解釈をネットユーザーが書き込んだのは今月3日となっていた。

駆けつけた機動隊(ネット写真)

破壊された警察車両(ネット写真)

燃やされた警察車両(ネット写真)

消火中の消防隊(ネット写真)

破壊された警察車両(ネット写真)

現場に集まった民衆(ネット写真)

(翻訳編集・YJ)


 (10/03/30 09:01)  





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