■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/03/html/d61914.html



ポーランド上院副議長で、人権活動家のズビニュー・ロマスズスキー氏と、同氏の妻で、労組「連帯」の活動家のゾフィアさんは3月16日、ポーランドの中国大使館前で開かれたチベット人虐殺への抗議集会に参加した(撮影:JanJekielek/大紀元)

ポーランド議会、北京五輪参加の見直しを検討

 【大紀元日本3月22日】一つの国家がオリンピック主催国に対する不満を表すのには様々な方法がある。特に主催国がひどい人権違反を犯している状況下ではなおさらであろう。

 3月17日の記者会見においてポーランド国会議員カロル・カリスキー(Karol Karski)氏は、別に共同ボイコットだけが唯一の方法ではないと指摘し、スポーツ選手たちの参加は許可してもポーランド政府は2008年北京オリンピック完全不参加を選ぶだろうと伝えた。

 カリスキー氏は、野党を動員し、「法と正義」党議員クラブ機構が外務省とポーランド国家体育委員会の連合会議を招集し、中華人民共和国の人権侵害とオリンピック憲章に準則する国のオリンピック組織の状況を審議する討論を行った。ポーランド議会のこの提案は、世界で最初の北京オリンピックに対する正式に公開された評価議会となった。同政府は、公聴会の日程を数日のうちに確定すると伝えている。

 また同氏は、ポーランド政府関係者がオリンピックに参与することは、中国共産党が行っている行為、例えば現在起きている中国軍部がチベット人に対して行っている非人道的な弾圧を支持しているとみなすと話した。

 同国首相ドナルド・トゥスク氏は、もし中国の状況が変わらなければ政府はカリスキー氏の提案を「真剣に」考慮に入れ、中国政権の行為に対し批判姿勢をとることをメディアに表明した。同氏はさらに国会に対しダライ・ラマとの会見を要求。同国大統領レフ・カチンスキー(Lech Kaczynski)氏も積極的に応えており、ポーランドの大統領と首相は政治では対立することが多いが、今回の件は意見が一致しているという。

 
(翻訳・坂本)