カナダ独立調査団、中共当局による「臓器狩り」4万件余を指摘

2006年07月11日 08時15分
 【大紀元日本7月11日】カナダで発表された最新統計分析によると、2000~2005年の間に、大陸で行われた臓器移植手術は、4万件以上は監禁された法輪功学習者から摘出された臓器を使用したという。

 カナダ前アジア太平洋局局長のベテラン国会議員デイビッド・キルガー氏および国際人権弁護士デイビッド・マタス氏が率いる独立調査団は6日、カナダテレビ局に対して、「中国における法輪功学習者からの臓器狩り報告」を公表した。

 報告によると、「1994~1999年の6年間で、源の確認できる臓器による臓器移植は18,500件だったことに対して、2000~2005年の6年間でも、同様な数量の臓器移植が行われたとみられる。しかし、実際に2000~2005年の6年間で行われた臓器移植は6万件以上であった。約4万件以上の臓器はどこから来たのかは説明できない」と述べた。

 報告は、アムネスティー・インターナショナルの記録によるもので、中国は2000~2005年の間に、処刑された死刑囚は年間1,616人であり、同期臓器移植件数の数字より遥かに低いと指摘した。例えば、1971~2001年の間で、大陸では合計40,393件の腎臓移植手術が行われ、内の227件のみが自由意志による提供であった。全件数のわずか0.6%を占めているに過ぎないという。

 報告では、中共側は、法輪功の迫害を開始してから、臓器移植手術が何故激増したのか、又41,500個の出所不明の臓器についての説明ができていないと指摘した。

 報告によると、「法輪功学習者から臓器を摘出した訴えが同質問の答えである」と述べ、「これらの案件を総合すれば、ある犯罪が浮き上がって来る。収集した証拠により、我々は同提訴の真実性を深く信じて疑わなくなった」と記述した。

 マタス氏は6日の記者会見で、「2ヶ月にわたる調査に基づいて、大部分の証拠は『疑う余地のない』ものである」とし、「同判断は民事事件における“確率均衡”の前提でなされたものである」と述べた。

 同記者会見で、キルガー氏は「会場にいるすべての人は、同件に対して信じがたいと思うかも知れない。しかし、同報告書を読み終わるときに、驚愕と共に信じざるを得ないのだ」と述べた。

 マタス氏は、「信じがたい事件であっても、実際に起きていないとの意味ではない・・・・ナチスの大虐殺が起きる前、誰もが信じなかった。事件発生前、誰が米国同時テロを信じたか」と強調した。

 キルガー氏は、中国大陸の臓器移植関連施設へかけた3つの電話調査内容を実例としてあげた。調査対象は、黒龍江省密山拘置センター、上海中山医院移植科、廣西省自治区民族医院を含む。同時に、キルガー氏はトロント、モントリオール、バンクーバーに在住している被害者を対象に、詳細な調査も行ったという。

 報告の中で、すべての調査対象を詳細に注釈し、中国各地の分布図を添付した。一部の医院の医師らが、臓器は生存中の法輪功学習者から盗用収奪したものであると明言したという。

 
(記者・岳雷)


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