【大紀元日本3月26日】花粉症の鍼灸治療法には、標治法と本治法があります。標治法とは、症状を一時的に改善する局所治療で、本治法とは、身体全体を調整し、アレルギー体質を改善していく治療法です。
鼻の症状を改善するには、上星、大椎、風府などのツボを施術すれば、割合早く効果が現れます。施術法としては、鍼よりはお灸の方がより効果的です。また、直接皮膚にモグサをすえてお灸をすれば、効果は一層高くなります。
目の症状を改善するには、足にある光明、地五会、足臨泣などのツボを施術すれば、ある程度効果が得られます。施術法としては、鍼で刺激した方がよいでしょう。また、背中の肝兪穴にお灸をすえればより効果が上がります。
花粉症を患う人には、肺経寒滞、肝血不足の証(病の状態)が比較的多く見られます。これらの症状は、生活習慣と密接に関係しています。冷たい飲食を控え、目の酷使を避け、十分な睡眠を取るなど、適切な生活習慣を心がけるようにしましょう。
鍼灸治療で体質を改善する場合、その人の体質情況に合わせてツボと施術法を選び、長期的な治療が必要になります。また、鍼灸の他にも漢方薬を合わせて処方することがあります。目の症状には当帰飲子(とうきいんし)、鼻の症状には苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)や葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)などが効きます。
(藪 益舎)
(09/03/26 01:15)
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