中国:汚染河川7割、3・2億人分の飲用水に影響

2007年03月16日 09時27分
 【大紀元日本3月16日】中国大陸の環境緑書『2006年:中国環境の変化とジレンマ(中国環境的転型与博弈)』(編集・自然之友)が最近、社会科学文献出版社から刊行された。この緑書は、2006年における中国大陸において最も普遍的で、最も深刻な問題は農村の飲用水の安全であり、現在、少なくとも3億2000万人分の水が安全ではないとしている。

 北京「新京報」の報道(13日)によると、2006年環境緑書の編集主幹・楊東平の指摘として、中国大陸における河川水系の約70%が汚染されており、都市を流れる水の90%が深刻な汚染状態にあるという。

 中国国家環境監測センターが2006年に公表した監測報告によると、重点都市のうち、14%の都市の水質が全て基準を満たしておらず、重点都市における水の総需要量のうち、32%の量が基準に達していなかった。

 農村の状況は最も深刻であり、34%の農民が不合格の飲用水を飲んでおり、基準を満たしている飲用水の割合はわずか60%にすぎなかった。調査の結果、大陸における3億2000万人分の用水が安全でないことが判明した。

 緑書はまた、最近の数年間で、ますます多くの発ガン村(ガン患者の発生が多い村)がメディアによって明らかにされているが、その共通する特徴として、所在地区の水土環境の汚染が深刻であることを明らかにしている。
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