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特別連載(No.1) 先史文明のベールを開く --- 遠古の足跡
【大紀元日本6月7日】1968年の夏、あるアメリカのアマチュア化石専門家が、三葉虫の化石で有名なユタ州アンテロープ泉近くで一つの化石をたたき割った。この一撃が数百年余、現代人類が信じてきた進化論を揺るがしたばかりでなく、人類発展の歴史研究を大きく変え、新たなひとつの扉を切り開いた。
このウィリアム(William J. Meister)さんという名のアメリカ人は、この化石をたたき割った後、その中から三葉虫を踏んだ完全な形の人の靴跡を偶然にも発見した。この靴跡の長さは約26センチ、幅は8.9センチあった。かかと部分には1.5センチの凹みがあり、まさにこれは現代人類が履いている普段靴とそっくりであった。きっと、この靴の持ち主は文明的な環境の下で生活していたに違いない。しかし合点がいかないのは、三葉虫は6億年前から2億数千年前まで生きていた生物である。言い換えれば、この久しい歴史以前に、もしかしたら私達と同じ人類文明が存在していたのかもしれない? | | 図)1968年、アマチュア化石専門家はアメリカユタ州で、6億年から2億数千年前に生きていた三葉虫を踏んだ靴跡を発見した。(写真提供:Henry Johnson) |
 | | 図)靴跡を拡大したもの。左上に三葉虫があるのが見てとれる。 |
実はこのような疑問は、すでに19世紀に存在していた。1822年のアメリカン・ジャーナル・オブ・サイエンス誌のNo.5に、聖ルイの南のミシシッピ川沿岸でフランス探検家によって発見された一連の足跡についてはっきりと述べている。この足跡のすべてには、はっきりと足の裏の筋肉の曲線が残っていた。同じ場所に、また非常に興味深い別の跡も発見された。それは長さ2フィート、深さ1フィートの巻き筒のようなもので形成されたものであった。(参考:アメリカ考古物研究、第七、P.364-367、1885年) この2つの遺跡は、3億4500万年前のミシシッピ紀の石灰石まで存在していた。このような考古の発見が、私達に数億年前に人類が存在していたかもしれないという可能性以外に、当時の人がおそらく製紙技術などの文明を持っていた可能性をも教えてくれた。
他にもこれに似たもっと興味深い発見がある。米国シエラネバダ州のフィッシャー(Fisher)峡谷で、あるアメリカのアマチュア地質学者が、人の足跡の化石を発見した。この化石は、靴のかかとが粘土状の地面から離れたときにもたらされたもので、靴跡の保存がとても良かった。そして、この化石の年代をさかのぼると、2億2500万年前の三重紀の石灰石であった。化石が発見された時は1927年である。最近の科学者が顕微鏡撮影でこの遺跡を再現した時、靴のかかとの皮革に、3分の1センチ間隔の平行線の縫い目があることを発見した。このような靴の製造技術は1927年にはなかった。カリフォルニア州のオークランド考古博物館のサミュエル(Samuel Hubbard)名誉館長はこの化石に対して次のような結論を下した。「地球上で今日の人類はまだそのような靴を縫うことができなかった。このような証拠に直面して、これは即ち類人猿がまだ文化が開けていない億万年前にあって、地球上にすでに高度な知恵を持った人が存在していた……」 中国のある有名な化石専門家の海涛は、新疆の紅山でも珍しい類似した人類の靴跡の化石を発見した。今から約2億7千万年前のものである。靴跡の全長は26センチメートル、前は幅が広くて後は狭く、そして2重の縫目があった。靴印の左側は右側に比べてはっきりしており、跡はくぼんで、内側の真ん中は浅く両端は深く、形が人類の左足の靴跡にとても似ていた。この靴跡と米国Fisher峡谷の発見はとても似ていたため、新疆の「OOPARTSの謎」(OOPARTS:Out-Of-Place-ARTifactS。その地層の時代に符号しない出土物)と呼ばれている。海涛は雑誌『地理知識』でこの論文を発表し、このような「OOPARTS」現象は地球上の生命、文明が繰り返し行われている可能性の存在を予告した。
数億年前の人類の足跡の出現と同時に、巻き筒の遺跡以外に、まだ恐竜の化石の足跡もある! これらの足跡は1970年に発見された。場所はアメリカのオクラホマ州のケリー谷で、年代1億5千5百万年〜1億年までの間に介在する。その中の1足の足跡は長さ50.8センチ、左右は約20.32センチもあり、これらの足跡の遠くない所にもいくつかの恐竜の足跡があった。このような大きな足跡はその他の場所でも発見されて、例えば米国バージニア州で発見された長さ36センチの足跡や、カンザス州のバックス鉱山区の砂岩の中で発見された大型の足跡は、長さ約90センチであった。これらの足跡の寸法はすべて巨大で私達の普通の現代人の足跡で、その上年代はすべて1億年の前のものであった。
このいくつかの足跡の化石は、人類の存在する可能性が数億年前に遡り、強く進化論の骨組みを揺り動かした。更に科学界に不思議に感じさせることは、数億年の歴史の科学技術の産物の出土もあったことであり、これらの遺跡は私達に当時の人々の豊かな生活経験を垣間見せてくれる。
(05/06/07 10:00)
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