国際サッカー連盟(FIFA)は13日、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝のイタリア戦でイタリアDFマテラッツィに頭突きをして退場処分を受けたフランス代表主将のジネディーヌ・ジダン(34)と、その直前に侮辱発言をしたとされるマテラッツィの両選手を聴聞会に召喚すると発表した。
ジダンは18日まで主張を書簡で提出し、その内容はマテラッツィに伝えられる。20日に行われる聴聞会で両者は対面する。
ジダンは先日、仏テレビ局カナル・プリュスのインタンビューで頭突きをしたのは、マテラッツィが自分の母親と姉を侮辱したのが原因だとコメント。一方で、この試合を観た子供やファンたちに謝罪をした一方、暴力行為での退場処分となったことに後悔はしていないと述べていた。
[ロイター7月13日=ロンドン]
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