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2006年5月、ワシントンDCにて開かれた宗教自由サミットに参加した中国人権活動家・郭飛雄氏(RFA)

「子どもたちを学校に行かせて!」=中国人権活動家の妻、悲痛の訴え

 【大紀元日本7月3日】中国広州市太石村土地汚職事件を暴露し、2006年9月に中国当局に拘束され、昨年11月に「不法経営」で5年の刑を言い渡された人権活動家・郭飛雄氏の妻、張青さんは子どもたちが入学するはずの学校側に入学拒否されたことをこのほど明らかにした。張さんは以前警察から、子どもたちを入学させないと脅迫を受けたことも明らかにし、各界に対して、このことに強い関心を寄せるよう求め、子どもたちが学校へ行けるよう、支援を呼びかけた。

 張さんによると、息子は昨年、小学校に入学するはずだったが、学校側に拒否されたため自ら自宅で勉強を教えたという。張さんは、「2日前に中学校に入学するはずの娘は、学校側に入学を拒否されたから、非常に驚いた。これは緊急事態だ。娘は学校へ行かなければならない」と訴えた。

 中国民主派活動家・郭飛雄氏(本名=楊茂東)は、人権弁護士・高智晟氏の救出活動にも参加したが、2006年に拘束され、4万人民元(約60万円)の罰金に処された。

 ラジオ自由アジア(RFA)によると、郭氏が拘束された理由とは5年前に瀋陽政府内部の不正・汚職を暴く雑誌「瀋陽政壇地震」を出版したことだ。しかし、この件は数年前にすでに処理されて、10万人民元(約150万円)の罰金に処された。郭氏は証拠不十分とのことで、2度にわたり調査を取り下げられたという。

 郭氏は拘置所で弁護士と面会した際、警察らに電気警棒で生殖器に当てられ電気ショックに強いられた拷問を受けたことを明らかにした。妻の張青さんは「昨年11月23日に夫は、拷問や子どもたちに学校へ行かさないなどの脅迫を関係部門から受けたことを弁護士に話していた。夫は瀋陽へ移送され、さらにひどい拷問を受けた」と語った。

 張さんは子どもたちの進学のために、いくつかの学校に入学の申し込みをしたが、それぞれの学校からは、通知が遅く、編入生は受け取らない、戸籍は広州市ではないなど、種々の口実で入学を拒否された。子どもを学校に行かせるために、広州市を遠く離れたところの学校を見つけるしかないが、学費および交通費だけでも3年間で150万円以上かかるため、とても経済的に負担できないという。

 広州の唐荊陵弁護士はこれに対して、「別の方法で学校と再度連絡を取り、子どもたちが学校へ行けるように交渉することを勧める。中国の『義務教育法』においても、教育部門はこの条件を提供する義務がある」と強調した。

 張さんは、今自分のできることとは、国家指導者や関連組織に対して公開書簡を送るしか成す術はないと語り、社会各界およびメディアへ、この事件を知らせるよう呼びかけた。

 
(翻訳/編集・余靜)


 (08/07/03 08:42)  





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