■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/12/html/d17962.html



エジプトのピラミッド以前に建てられたもの(英デーリー・メール)

消えたアトランティス、遺跡の一部を発見?

 【大紀元日本12月25日】

 匿名の海洋考古学者グループがカリブ海で伝説の王国、消えたアトランティス (Atlantis)を発見したと公表した。彼らは、発見の真実性を証明するため、カリブ海で撮影された一連の写真を公開した。

 英デーリー・メール(Daily Mail)誌によると、同考古学者グループは「これらの写真は1基の都市の廃墟を示し、紀元前2千600年頃に出現したエジプトのピラミッド以前に存在したものである」と主張した。さらに、フランスの新聞でのインタビューで「その廃墟のある部分は、一つのピラミッドである」と説明した。

 今現在、同考古学者グループは資金を集めて、いっそうこの神秘の地への探索を進めて行きたいと希望している。しかし、彼らはアトランティスの具体的な位置は漏らさず、ただカリブ海のある地域に位置しているとだけ発表した。

 アトランティスに関するこの情報は、インターネット上で多くの議論を引き起こし、それが本当なのかを疑う人々も含めた多くのネチズン(netizen)(※)を驚かせた。

 ※注:インターネットなどの情報ネットワークを自由に使いこなす人達のことで「ネット」(network)と「市民」(citizen)を合わせた造語

 1997年、ロシアの科学者がランズエンド (LANDS‘ END)から百マイル(約160キロメートル)離れた所でアトランティスを発見したと公表した。2千年には、トルコ黒海北岸の3百フィート(約91メートル)のある海底で、ある1基の廃城が発見された。アトランティスは約紀元前5千年前に起きた大洪水で埋没した、その大洪水は『旧約聖書』中で述べられている洪水に一致すると言われている。

 2004年、ある米国の建築士がソナー(水中音波探知装置)を使って、地中海に位置するキプロス(Cyprus)とシリア(Syria)の1マイル(約1.6キロメートル)間の海底で人造の壁を発見した。2007年、スウェーデンの研究者は、アトランティスは青銅器時代に、北海(North Sea)のドッガーバンク(Dogger Bank)海岸の位置に沈んだと公表した。

 
格子形の構造は町の大通りと類似する。(英デーリー・メール)

これらの写真はカリブ海で撮影されたもの(英デーリー・メール)

具体的な位置は公開されていない(英デーリー・メール)

写真は、フランスの新聞社に提供し公開された(英デーリー・メール)

『アトランティス城の伝説』

 アトランティス城の伝説は、古代ギリシャの哲学者であるプラトンの晩年の著作『ティマイオス』および『クリティアス』に由来する。

 プラトンの著作の中で、アトランティスは大陸と呼べるほどの大きさを持った島であり、そこに繁栄を極めた美しい王国のことであると記述されている。紀元前370年ごろに書かれた本の中には、多くの華麗な宮殿と神の廟(びょう)があると記載されている。

 プラトンの記述によると、数え切れないほどの財産を有したアトランティス人は、最初のころは善良で誠実な品行と非凡な知恵を持ち、憂いも心配もない生活を過ごしていたが、時の経過に従い次第に野心が強くなり始め、周辺国家への出征など、世界の覇権を図ろうとした。

 彼らの生活はますます腐敗し、道徳観は欠落し、堕落してしまった。ついにゼウス(※)の怒りに触れ、海神のポセイドンが地震と大洪水を下し、アトランティスは海中に沈められたとされている。

 ※注:ゼウスはギリシア神話の主神である。天候、特に雷を司る天空神であり、オリュンポス十二神をはじめとする神々の王である。

アトランティスの想像図(ネット写真)

(翻訳編集・柳小明)