THE EPOCH TIMES
漢字の紐解きシリーズ

「郷」

2016年06月04日 07時00分

 唐の時代の著名な詩人、王維の『九月九日山東の兄弟を憶う』という詩に下記の下りがあります。

 独在異郷為異客(独り異郷に在って異客と為り)
 毎逢佳節倍思親 (佳節に逢う毎に倍ます親を思う)
(私は異郷の地の寂しい異邦人。祝い事の日には親兄弟を思う気持ちが倍増する)

 旧正月、中国の人々は休暇を取り、里帰りします。家族と再会し、ともに休日を祝います。

 家族は里帰りしてきた者をご馳走でもてなします。古代の「鄉」の文字は、まさにこの様子を表したもの。左側の人が蒸した饅頭の入った椀を右側の人に差し出している様子を描いています。相手を慈しみ、幸運を願う意味も含まれています。
 

(神韻芸術団フェイスブックより)

 

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