札幌:中国総領事館前、ハンスト抗議展開

2006年02月21日 17時46分
 【大紀元日本2月21日】 大紀元東北地区と「希望の声」ラジオ・スタッフ、法輪功学習者、在日華人などが17日から19日の3日間、札幌中国総領事館前で、中共政権への抗議活動として、交替でハンストを展開した。参加者らは、米国で中共スパイが大紀元グループの技術総監・李淵氏を襲撃した事件に強く抗議すると共に、人権弁護士・高智晟氏など人権活動家数人に対する中共の政治的迫害に反対するハンスト・リレーを声援した。

 
警察と話す抗議者ら(大紀元)

札幌中国総領事館前の参加者らは、吹雪の中に立ち24時間交代でハンスト・リレーを決行、展示する迫害写真などを見た通行人は、たいへん驚いた様子で、同情の声が寄せられた。領事館前の警察も当初は厳重警備していたが、だんだんと打ち解け、参加者らと意見を交わし、抗議行動に理解を示した。

 参加者の1人、東北大学教員・張陽氏は、「大紀元時報は中国の真実を報道することが目的、そのため創刊当初5年前から、中共政権による騒乱や、妨害、脅迫を受け続けてきた。米国で8日、大紀元グループ技術総監・李淵氏が、自宅で中共スパイに襲撃され重傷を負った事件は、その氷山の一角に過ぎない」と語り、メディアの尊厳を守り、中共政権の暴政に反対する高弁護士らのハンスト・リレー平和抗議活動を支持し、中国の民主化を推進するために、大紀元のスタッフとして、華人としてこの活動に参加するとの意向を表明した。

 「希望の声」ラジオのスタッフ・余氏は、「私たちのラジオは中国国民への電話取材を基に、国内の真実状況を報道し、弱者層を声援し続けてきた。大紀元のシリーズ社説『九評共産党(共産党についての九つの評論)』を報道し始めてから、中共政権は軍用設備を投じて、同ラジオ放送の電波妨害を計った」と明かし、中共による独立媒体への弾圧、情報封鎖を反対するために、この抗議活動に参加したという。

 経済学博士の芦氏は、24時間のハンストに参加した。同氏は中共政権の法輪功学習者に対する集団迫害を取り上げ、多くの学習者が刑務所で拷問を受け、3000人以上が殺害された事実を指摘、中共は迫害の手を海外にまで伸ばし、米国在住の大紀元技術総監・李淵氏を襲撃したと例証した。

 
カメラで顔を隠す領事館員(大紀元)

取材記者からの「このような平和抗議活動は中共政権にどれだけの影響を与えるか」との質問に対し、張陽氏は、「中共は政権を確立してから、独裁と強制手段で中華民族を制圧してきた。あらゆる団体と個人が抗議の声を上げれば、必ず厳しく鎮圧される。しかし、今回のように国内外で展開されている平和抗争には、思わぬ効果が見られた」と語り、実例を挙げ説明した。それによると、領事館から出てきた車の後部座席に、高官らしき人物が窓を開け、抗議者を写真撮影しようとしたが、張氏は厳しく彼に視線を向けると、高官は慌てて窓を閉め現場から去った。あるとき領事館から出てきた車中の人は、パニック状態でどうしようもないような表情を浮かべていた。

 また、今回の抗議活動に参加した華人2人は、中国領事館の官僚に脅迫され、さらに中国領事館は彼らが在籍する日本の学校と会社にも圧力をかけ、この活動への参加を阻止しようとした。一方18日午後、取材記者が抗議活動の現場を写真撮影するときに、領事館の職員が中から現れ、抗議者の写真を撮ろうとしたが、記者が彼にカメラを向けると、職員は慌てて自分の顔を隠した。このような事例から、中国領事館は中共の恥ずべき素性が国際社会に暴露されることを非常に恐れていると思われる。

 
写真を撮ろうとする領事館員(大紀元)

また余氏によると、18日の朝、抗議者らは領事館の前で警察と話しているときに、中から官僚らしき人物が出てきて、日本語で「だれに雇われ領事館に抗議しにきた」と質問を投げつけてきた。参加者らがだれに指示されることもなく、心底の声を表明するために自発的に参加していると答えると、この人はすぐ中国語で話すようにと要求し、最後は脅しの捨てセリフを残し消え去ったという。

(記者・張明秋)


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