カナダ法政界関係者、中国入国を申請、法輪功学習者に対する臓器狩りを調査

2006年06月17日 06時21分
 【大紀元日本6月17日】カナダの元外務省OBと人権派弁護士は、このほど独立調査団を成立し、中国国内での生きている法輪功学習者の臓器を強制摘出する内情の調査に乗り出した。調査団は6月始めに駐カナダ中国大使館に中国国内での現地調査の許可を申請した。

 調査団の召集人はカナダ外務省前アジア大洋州局長デビッド・キルゴア氏と人権弁護士デヴィット・マタス(David Matas)氏。 両氏は6月初めに駐カナダの中国大使館に申請書簡などを提出し、中国国内で臓器狩りの実態を独立調査するため、ビザの交付などを申請した。マタス弁護士は中国大使との面会も要請し、「我々が議論する問題はとても重要であり、通常のビザ申請ではない」と説明した。

 マタス人権弁護士は、今回の調査は中共政権からのコントロールと干渉を受けてはならない、そうでなければ、調査する意味がないと語った。同氏は「我々は、当局の事前通知されていないところを査察し、面会したい人と話しができるような調査の自由を望んでいる。中共政権の事前許可を得る必要がない。もちろん調査の現場に中共関係者が立ち入ってはいけない。本当の自由な調査ができるように望んでいる」と述べた。

 3月初めに法輪功学習者の臓器を生きたまま強制摘出する内情が二人の証人により明らかにされた。それに対し、中共当局は3週間の沈黙後、3月末の定例記者会見で、事実を完全否定し、国際メディアなどによる現地調査を歓迎すると示した。それを受け、本部はニューヨークにある新唐人テレビと希望の声ラジオ局が真相調査団を立ち上げ、数度にわたり駐豪州や米国の中国大使館に、中国の入国許可を申請したが、何れも拒否された。

 マタス弁護士は「もし今回も当局が調査団の入国を拒否すれば、中共政権の態度は説明できる」と示した。同弁護士によると、すでに大量の証拠と資料を集めており、6月末まで調査報告が完成するように望んでいるという。

 中国での法輪功に対する迫害について大量な調査を行った北京在住の人権派弁護士高智晟が、カナダの調査団の中国での調査を全力に協力すると表明した。

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