レバノン南部カナで30日、イスラエル軍による空爆があり、子供21人を含む少なくとも40人のレバノン人が死亡した。過去19日間におよぶイスラエル軍による空爆で最悪の流血事態となった。
目撃者や救助隊員らによると、同空爆で家屋数棟が倒壊したほか、市民100人前後が避難していた3階建てビルも破壊されたもよう。
イスラエル軍側は、カナの住民に対する退去警告を行っていたとしたうえで、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラによるイスラエルへのロケット攻撃に責任があると述べた。
[ロイター30日=カナ(レバノン)]
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