ライス米国務長官は11日、イラン核問題をめぐる包括見返り案についての協議開始には、まず先にイランが核活動を停止しなければならないとの見解を示す一方、一時停止の間に協議に応じる可能性を残した。
ライス長官は、記者団に「もし停止されればわれわれは協議を開くことが可能だが、停止が必要だ。私が知る限り、イランはまだ協議の前に停止するとは表明していない」と述べた。
EU外交筋によると、イランの核交渉最高責任者であるラリジャニ最高安全保障委員会事務局長は、週末にウィーンで欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表と会談した際、2カ月間のウラン濃縮活動凍結を提示した。
これについてライス長官は、一時停止の間に協議開始に応じる可能性を残した。
ライス長官は「何よりも先にまず停止だ。検証できる形での停止、それが条件だ。次に、保留のための停止だ」と述べ、もしイランが核プログラムを停止すれば米国が国連制裁を保留する用意があることを示唆した。
その上で「時間的な制限に関しては、イラン側から何の提示も受けていないためどう考えたらいいのか分からないが、問題は彼らが、協議を開始できるように、検証可能な形で停止する用意があるかどうかだ」と語った。
[ハリファクス(カナダ・ノバスコシア州) 11日 ロイター]
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