印刷版   

9月11日、ライス米国務長官、イラン核活動の一時停止中に協議に応じる可能性残す(2006年 ロイター/Paul Darrow)

米国務長官、イラン核活動の一時停止中に協議に応じる可能性残す

 ライス米国務長官は11日、イラン核問題をめぐる包括見返り案についての協議開始には、まず先にイランが核活動を停止しなければならないとの見解を示す一方、一時停止の間に協議に応じる可能性を残した。

 ライス長官は、記者団に「もし停止されればわれわれは協議を開くことが可能だが、停止が必要だ。私が知る限り、イランはまだ協議の前に停止するとは表明していない」と述べた。

 EU外交筋によると、イランの核交渉最高責任者であるラリジャニ最高安全保障委員会事務局長は、週末にウィーンで欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表と会談した際、2カ月間のウラン濃縮活動凍結を提示した。

 これについてライス長官は、一時停止の間に協議開始に応じる可能性を残した。

 ライス長官は「何よりも先にまず停止だ。検証できる形での停止、それが条件だ。次に、保留のための停止だ」と述べ、もしイランが核プログラムを停止すれば米国が国連制裁を保留する用意があることを示唆した。

 その上で「時間的な制限に関しては、イラン側から何の提示も受けていないためどう考えたらいいのか分からないが、問題は彼らが、協議を開始できるように、検証可能な形で停止する用意があるかどうかだ」と語った。

[ハリファクス(カナダ・ノバスコシア州) 11日 ロイター]

 (06/09/12 09:03)  





■関連文章
  • イランが国連安保理決議に違反したと結論=6カ国高官協議(06/09/08)
  • 国際社会はイランが国連の要求を拒絶するのを静観できない=独首相(06/09/07)
  • イランが核活動停止しない場合、国連の迅速な対応を期待=米国務次官(06/08/18)
  • ライス米国務長官、週内にレバノン停戦の実現可能との見解示す(06/07/31)
  • イラン核問題、安保理決議案の非公式協議は物別れ=米国連大使(06/07/20)
  • 米政府、偽米ドル製造で、北朝鮮に金融制裁(06/01/11)
  • ライス米国務長官:イラク戦争とその復興を語る(05/12/23)
  • ライス米国務長官、ロシアNGO規制法案に懸念表明(05/12/10)
  • ライス米国務長官、前香港民主党総裁と会談、普通選挙を支持(05/12/03)
  • 日米、軍事協定を新たに締結(05/11/02)
  • ライス米国務長官、日本政府首脳と会談(05/07/13)